外壁塗装の手抜き工事に注意!?チェックすべきポイントを解説!
投稿日:2021.12.15
「外壁塗装の手抜き工事ってどういうものがあるの?」
「悪徳業者が多いって聞いたから、絶対いい業者に依頼したい!」
工事金額が高い外壁塗装における検討は、とても慎重なものになりますよね。
しかし、外壁塗装工事の悪徳業者による手抜き工事は後をたえません・・。
そこで今回は外壁塗装工事で実際にある手抜き工事について詳しくお伝えしていきたいと思います!
実例を頭に入れて、実際に検討を進める際の参考にして下さい。
実例紹介!外壁塗装にはこんな手抜き工事がある!
外壁塗装の業界には、悪徳業者が多く存在しています。
それらの悪徳業者達は、次のような手抜き工事をする事によって多額のお金を消費者から巻き上げているのです。
①見積書と工事内容・使用材料が違う ②塗料を規定以上に薄めて使用 ③高圧洗浄を使わずにそのまま塗装 |
どの手抜き工事も、外壁塗装の仕上がりや塗装後のメンテナンスに関わってくる大事な事ばかり。
1つずつ詳しくみていきましょう。
外壁塗装手抜き工事①見積書と工事内容・使用材料が違う
外壁塗装工事は、見積書をいただいた上で「工事をお願いします」と注文するのが王道の流れです。
工事をお願いする側はなんの疑いもなく、見積書通りに工事が進むと思いますよね。
しかし、悪徳業者は「見積書と工事内容・使用材料が違う」という手法で工事にかかる費用を抑えて儲けているのです。
とても腹立たしいですよね!
注文する側は、ほとんどが外壁塗装工事の分野では素人。
専門的な用語や材料名、工事内容を話されても全てを理解する事はできません。
その「わからない部分」を狙って悪さをしているようですね。
また、自分の自宅を塗装してもらうからとはいえ、四六時中工事を見張っている事も難しいです。
「どうぞ、中に入っていて下さい」と言われれば、従わざるを得ません。
そして、自分達が目で確認できる段階になれば、それは「仕上がった状態」です。
・本来は2回塗料を重ねなければいけないところを1回にした ・下地処理の作業を飛ばした ・見積もりに入っているはずの材料を使わなかった |
このような工程や見積書に記載されているもののチェックは、する事ができないのが現実・・。
仕上がってしまえば確認できないというところが、外壁塗装工事における悪徳業者が減らない理由かもしれません。
外壁塗装手抜き工事②塗料を規定以上に薄めて使用
外壁塗装工事の手抜き工事には「塗料を規定以上に薄めて使用する」というものもあります。
前項でご紹介したのは「材料や工程のカット」が主な内容でしたが「メインの塗料を薄めて使う」という事もあるのです・・。
塗料にはメーカーや商品によって、様々な効果があるものが発売されています。
・紫外線から守るもの ・真夏の暑さや真冬の厳しい寒さにも耐えられるもの ・地震や台風での強風など衝撃にも強いもの |
どれも常に外の環境にある外壁材を守る塗料には必要なものです。
しかし、紫外線や熱環境に耐えるには「規定に沿った量・濃度で塗る事」が前提としてあります。
身近なもので考えてみましょう。
シャンプーのボトルで、残り少なくなったら水を足してシャカシャカ振り「まだ使えるぞ!」と数日頑張ってみた経験はありますか?
最後の方は、髪はかろうじて洗えるけど泡立ちは悪く・・。
結局新しいシャンプーを出して髪を洗うというのが、シャンプー節約の一連の流れですよね。
このようなシャンプーに頑張って水を足して薄めて使うという事が、外壁塗装でも起きたらどうなるか想像できますか・・?
本来ある耐光性の機能が発揮できない上に「思ったよりも色が薄いな」と感じるかもしれません。
「サンプルと色が違いすぎませんか?」と指摘をしても「皆さんそうおっしゃられますよ、大きい面積で塗るとね」と言いくるめられてしまうでしょう。
しかし、外壁塗装において専門的な知識がない皆さんでは「配合」についてチェックするのは難しいです・・。
疑心暗鬼になりながら工事を進めるよりも、信頼できる業者を選ぶほうが良いでしょう!
こちらの記事で「外壁塗装業者の選び方」を解説しているので、是非こちらを参考にしてみて下さい。
外壁塗装手抜き工事③高圧洗浄を使わずにそのまま塗装
外壁塗装における大事な工程の1つに「高圧洗浄機を使っての外壁の洗浄」があります。
高圧洗浄機を使っての洗浄には、以前に塗装したものや汚れを落とすという大事な役割があります。
しかし、この大事な「洗浄の作業を行わない」業者があるのです。
高圧洗浄機を使っての洗浄を行わなかった場合、次のような事態に繋がる可能性があります。
・塗装の仕上がりが汚い ・すぐに塗装が剥がれてきてしまう ・半年や1年後には劣化し、再塗装が必要になる |
既存の外壁材の表面には、劣化した塗料や飛んできた汚れが膜を作り出している状態。
その上から塗料を塗ってしまうことで、新しく塗った塗料が綺麗な膜を作り出すこと
ができなくなってしまいます。
完全な膜ではないので、見た目が悪く、元々の劣化した膜の部分から剥がれてきた際に一緒に新しい塗料も剥がれてしまう事もあるでしょう。
外壁塗装工事において「塗る」という作業だけが大切なのではありません。
塗る前の下地処理もとても大切です。
高圧洗浄機での作業は、行っているかどうか簡単に判断できるものなので、見積もり説明の際や実際の工事日にしっかり確認しましょう。
外壁塗装で手抜き工事をしない優良業者を選ぶには?
外壁塗装で手抜き工事をしない優良業者を選ぶには、次のような事に気をつけて業者選定を行いましょう。
・必ず相見積もりをする ・ホームページチラシで施工実績や資格の有無を確認する ・横柄な態度や契約を急かす言動がないかチェックする |
悪徳業者の見積もり金額は極端に安いか、極端に高い場合があります。
3〜5社程度相見積もりを行う事で「怪しい金額差」に気づく事ができるので、相見積もりは必須です。
また、必ず確認が必要なのが「ホームページ」。
施工実績や資格の有無などを掲載している業者が多くあります。
目に見えて仕事の様子などがわかるので、活発に更新している業者は信頼できるでしょう。
そして、見積書の提出を郵送やネットで受ける場合、対面でお話ができるのは現地調査が唯一のチャンスとなってしまいます。
その際には、調査をしている様子や皆さんへの説明の仕方などを確認しておきましょう。
あまりにも態度が悪い、質問をしても明確な答えが返ってこない等気になる部分があるのであれば、工事を依頼するのはとても危険です。
「違和感」を感じたら、そのままにせず他の業者を検討するなど方向転換をするのがおすすめですよ!
外壁塗装における手抜き工事まとめ
今回は外壁塗装工事における手抜き工事についてまとめてきました。
①見積書と工事内容・使用材料が違う ②塗料を規定以上に薄めて使用 ③高圧洗浄を使わずにそのまま塗装 |
知識や技術において、専門性が求められる外壁塗装工事。
素人が「知らない部分」を狙って、悪徳業者は悪さをしているようです・・。
全ての業者が優良業者なのではないという事をしっかり頭に入れた上で、適切な判断をしていきましょう!
手抜き工事をするような悪徳業者を見抜くには相見積もりは必須。
外壁塗装の相見積もりには「外壁塗装見積もりサイト」を活用するのがオススメです。
お住まいの地域や建物の種類を入力すれば、様々な会社の外壁塗装工事のお見積もりが可能になります。
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