外壁塗装は火災保険を使用できるか|条件や申請の流れを徹底解説

投稿日:2022.11.11更新日:2023.9.4

「火災保険で外壁塗装?」と不思議に思われるかもしれません。

火災保険は火災の他、台風や雪災などの自然災害にも対応されています。

ということは、外壁塗装も条件を満たしていれば火災保険が適用されるのです。

外壁塗装はの費用はできれば抑えたいものですよね。

この記事では、適用条件や申請の流れについて詳しく解説します!

 

火災保険で外壁塗装はできるのか

外壁塗装は火災保険を使用できるか|条件や申請の流れを徹底解説 (3)

火災保険は火災に限らず、落雷・台風などの風災・大雨などの水災といった自然災害による被害について対応しています。

大きな被害だけでなく、塗装で済むような破損であっても保険金が請求できるケースがあります。

 

なお、外壁だけでなく屋根や付帯部(雨樋や庇など)の破損にも対応しています。

 

火災保険が適用される条件

外壁塗装で火災保険が適用される主な条件は以下の通りです。

 

・自然災害による破損であること

 →台風や雪災により、外壁や屋根が破損したら火災保険が適用される可能性が高くなります。

 

・被害に遭ってから3年以内であること

 →自然災害による被害から3年以内に申請しなければ、火災保険の補償を受けることができません。

  これは保険法の第95条に規定されている”消滅時効”により定められています。

  ただし、保険会社によって時効の期間が異なります。

  時効のことだけでなく、お住まいにとってもよくありませんので、なるべく早めに申請をしましょう。

 

・被害額が20万円以上であること

 →被害額が20万円を超えていなければ、保険金が受け取れないのが一般的です。

  ただし、契約されている内容によっては免責金額により補償される額が変わります。

 

以上は一般的な火災保険適用の条件です。

保険会社によって適用条件が異なります。

「保険金を受け取れると思ったのに受け取れなかった」とならないよう、事前に保険証券を確認したり、保険会社に問い合わせましょう。

 

火災保険の申請の流れ

外壁塗装は火災保険を使用できるか|条件や申請の流れを徹底解説 (1)

一般的に火災保険を申請される際は、以下の流れです。

①契約されている火災保険の確認

②一括見積もりサイトや塗装業者に連絡

③各種書類の作成

④保険会社による調査

⑤保険金の支払い

それぞれの具体的な内容を以下にご案内します。

 

①契約されている火災保険の確認

まずは保険証券でご契約されている火災保険の種類を確認します。

加入している保険により、保険の適用範囲が変わります。

その為、お住まいが受けた被害が火災保険の対象となるかチェックし、不明点は保険会社に問合せましょう。

 

②一括見積もりサイトや塗装業者に連絡

続いて外壁塗装の一括見積もりサイトや塗装業者に連絡し、見積もりを取ります。

始めからこの塗装業者に、と決めている場合はその業者に連絡をしましょう。

 

塗装業者が決まっていない場合は、塗装業者探しから始めることになります。

塗装業者はどこでも一緒ではなく、工事内容も費用も変わります。

美容室を探す時、引っ越し業者を探す時に経験があると思いますが、依頼するところによって丁寧さや費用が違いますよね。

外壁塗装も一緒です。

 

優良業者を選ぶ最短距離として、一括見積もりサイトのご活用をオススメします。

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③各種書類の作成

見積りが終わったら、申請に必要な書類を作成しましょう。

必要な書類は保険会社から取り寄せます。

保険会社から破損した箇所の写真の提出を求められるので、忘れず撮影しておいてください。

 

なお、書類の作成を代行してくれる塗装業者もいます。

見積もりを依頼する際に聞いてみるといいでしょう。

 

火災保険の保険金申請に必要な書類は、主に以下の3つです。

・保険金請求書

・被害の報告書

・見積書

なお、前述したように金額が20万円を下回っている場合は保険金が降りません。

見積書を出してもらった段階で、金額をチェックしておきましょう。

 

④保険会社による調査

書類を提出し終えたら、保険会社による調査が行われます。

保険会社が依頼した損害鑑定人が伺い、お住まいの被害状況を直接確認して、その報告をもとに保険会社が内容を精査します。

 

⑤保険金の支払い

保険会社が保険の適用範囲内であると認定すれば、保険金が支払われます。

 

ひとつ注意すべきなのは、保険金の支払いより先に塗装業者へ工事費用の入金が必要になることがあります。

保険金の支払いは申請手続きを開始してから基本的に30日以内に行われます。

何か月もかかることはほぼないので、業者と相談して入金を待ってもらったり、自分で建て替えるなどして対応しましょう。

 

火災保険申請時の注意点・ポイント

火災保険を申請する際は、以下のような注意点やポイントがあります。

・工事完了後であっても申請は可能

・被害状況は必ずそのまま写真に残す

・書類の代行をしてくれる業者もいる

特に注意するべき点は「被害状況は必ずそのまま写真に残す」ということです。

被害箇所を自分で補修すると、火災保険の対象外になることがあります。

 

しかし、破損箇所や状況に応じて、応急処置が必要になる場合もあるでしょう。

その為、破損した場所はまず写真に残しておくことが大切です。

 

また、業者によっては保険の申請を代行してくれることがありますが、申請自体は被保険者である依頼主が行います。

外装リフォームプロでは保険の申請を代行してくれる業者の紹介も行っております。

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「火災保険」を利用した勧誘にご注意ください!

塗装業者の中には火災保険を利用し、悪質な手口で利益を得ようとする業者がいます。

「火災保険を使えば必ずタダになります」とグイグイ勧めてくる業者には注意が必要です。

火災保険の適用には条件があるので、確実に無料になるわけではありません。

 

また、自然災害や火災による破損ではないにも関わらず、保険会社に虚偽の申告をするよう話してくる業者もいます。

場合によっては依頼主まで訴えられる可能性があるので、絶対に虚偽の申告をしてはいけません。

 

外壁塗装で火災保険が適用されない場合の施工費用の節約方法

外壁塗装は火災保険を使用できるか|条件や申請の流れを徹底解説 (2)

経年劣化や、人的なものによる被害は火災保険が適用されません。

そんな時は以下のような方法で施工費用を節約しましょう。

 

節約方法①相見積もりを取る

外壁塗装は塗装業者によって使用する塗料や工事内容、費用などが異なります。

1社に依頼してもそれが良い見積もりであるか判断するのは難しいですよね。

2社以上から見積もりを取ることによって、塗料の比較や費用が安い業者選ぶことができます。

 

多くの業者から見積もりを取るとそれだけ比較検討がしやすくなります。

しかし、1社1社良さそうな業者を探したり、契約後に他の業者に断りの連絡をするのは大変です。

 

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業者への断りの連絡も外装リフォームプロからお伝えしますのでご安心ください。

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節約方法②屋根塗装も一緒に行う

外壁塗装だけか、屋根塗装+外壁塗装か、どちらがお得でしょうか。

トータルコストで言えば、屋根塗装+外壁塗装を一緒にした方がお得になります。

 

その理由は足場にあります。

屋根塗装でも外壁塗装でも足場が必要で、足場代は標準的なお住まいで約20~25万円かかります。

屋根塗装、外壁塗装を別々に行えばそれぞれ足場代がかかり、もったいないです。

一緒に行った方が、お住まいにかかるメンテナンス費用を抑えることができます。

 

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