この記事では屋根塗装に関わるトラブルとその回避方法について紹介したいと思います。

トラブルが多いといわれる屋根塗装

  • ・塗装したら雨漏りした。
  • ・塗装したら2年後に、また工事が必要になった。
  • ・見えない部分だから手抜き工事をされた。

このようなご相談を受けることがよくあります。

よくある失敗事例

1. せっかく塗装したのに半年ほどですぐに剥がれてきた。
→工事中に屋根を直接見るわけにもいかずお任せしていたら、離れていても確認できるほど塗装が剥がれてきてしまった。

2. 塗装をきっかけに雨漏れしてきた。
→塗装した会社に問い合わせても、「うちはしっかり施工した」と門前払い。
結局、実費で工事する泣き寝入りの形になった。

3. 塗装したのに台風で屋根が飛ばされてしまった。
→塗装したから大丈夫だと思っていたのに屋根が飛ばされてご近所に迷惑をかけてしまった。

そもそも…
屋根は足場に覆われているだけではなく高さもあり危険な場所です。施主様から見えない位置ですので手抜き工事がされやすい箇所です。
必要な工程数を施工しない、必要な乾燥時間をとらない、本来よりも薄められた塗料を塗られてしまうなど気づかないうちに雑な作業をされてしまうということが昔から問題とされていました。

塗装が綺麗に塗れているからと満足していると、しばらく経って思わぬタイミングでトラブルに合ってしまうかもしれません。
では、それを回避するためには、どのようなことに注意すればよいでしょうか。

トラブル回避のアドバイス

アドバイス① 点検の仕方で、どんな施工をするか見極めよう!

見積もり前に行う屋根点検の仕方で良い施工をする業者か分かると言われています。

屋根点検の主な方法は、

  • 1.屋根に人が登る
  • 2.高所カメラ
  • 3.ドローン

 

の大きく3種類に分けられます。

屋根に人が昇れば当然作業する人は危険ですし、人件費もかかります。また屋根自体を傷めてしまう可能性があり、悪徳業者だと屋根を意図的に割られたといったケースも存在します。
そこで近年ではドローンを使用して点検する業者も増えています。こちらは、短時間で隅々まで調べられる上に、写真や動画で確認できるので、見積もりをお願いする業者を選ぶうえで参考にしてみてください。

屋根を隅々まで確認し、状態を説明しないで見積もりを出す業者は論外です。屋根の劣化状態や割れの多さなど、細部の状態で提案内容も変わります。お客様が納得のいくまで説明をしない業者は一辺倒な提案をしている裏付けになります。

アドバイス② 工程毎の写真を確認すると良いでしょう。

作業中は工程毎に写真を撮って貰えるようにするのがオススメです。
例えば、3回塗りであれば「下塗り」、「中塗り」、「上塗り」でそれぞれ写真を撮ってもらいその都度確認するようにしましょう。
出来れば引きの写真と寄りの写真、日付入りなどより多くの観点から確認を行えると安心できるかと思います。

塗装の専門用語の多いなか、説明だけでは分からないことがたくさんあると思います。写真や動画など、視覚的な情報は貴重な判断材料です。十分に活用しましょう。

おまけ

施工内容を確認するときに特に気をつけるとよい項目が、タスペーサーと棟板金です。

タスペーサー

屋根塗装の雨漏り防止にはタスペーサーが必須です。
屋根の塗装工事は単に色をつけるのではなく、今後雨風からお家を守る屋根を長持ちさせる工事です。
屋根を塗装すると塗料によって屋根材同士がくっついてしまいます。
本来、雨水が通り抜ける箇所もくっつけて詰まらせてしまう事で雨漏りを引き起こします。
その詰まりを起こさないように、隙間を開ける部材がタスペーサーです。
タスペーサーを使うだけで雨漏りのリスクは大幅に回避できますのでチェックしましょう。

タスペーサーについてはこちらの記事にもまとめてありますので、併せてご確認ください。

棟板金

屋根の塗装工事をしたのに台風で屋根が飛んだというのは、よくあるご相談ですがその原因は棟板金にある可能性が高いです。
棟板金とは屋根の頂上にある、屋根を押さえている鉄板です。
その鉄板は釘で固定されていますが太陽による熱膨張で釘が抜けてきて抑えが緩み、その結果、台風などの強風で屋根が飛ばされてしまいます。築15年以上経つと棟板金の交換が必要になる場合があるのですが、施主様は棟板金の知識はほとんどないと思います。塗装すれば大丈夫と思っていた…という被害が増えています。

棟板金についてはこちらの記事にもまとめてありますので、併せてご確認ください。

まとめ

この記事では、屋根工事のトラブル例とその回避方法について紹介致しました。
点検の仕方、各工程の写真に注意することで屋根工事が失敗するリスクは大幅に減らすことができます。
しかしながらこれらは多くの塗装会社が当たり前にやっていることです。お客様から確認する前に標準として行なっていない業者は避けるべきです。

見積もりに無い項目は作業してくれないということを前提に、分からないことがあればしっかりと確認することが大切です。
口頭で「悪いところは直します」と言われて納得するのではなく、見積もり書の施工内容にしっかりと目を通して書類に残しておきましょう。

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