外壁塗装を失敗しないポイント&失敗した時の対処法
投稿日:2022.3.10更新日:2022.3.14
「塗装をして半年で剥がれてきた」
「外壁塗装をしてもらった会社と連絡が取れない・・」
このような外壁塗装に関わるトラブルはとても多いです。
外壁塗装は、リフォーム工事の中でも工事金額が高いため「絶対に失敗したくない」と思いますよね。
しかし、外壁塗装に関する知識は業者・プロでないと知らないものです。
そんな知らない状態を狙って、悪徳業者が皆さんの元に訪れ、自分達の利益のためだけに適当な外壁塗装を行い続けています・・。
そこで今回は「外壁塗装で失敗しないためのポイント&失敗してしまった時の対処法」についてお伝えしていきたいと思います。
・これから外壁塗装をしたいと思っている人
・既に外壁塗装をして失敗してしまった人
これらに当てはまる人は参考にしてみてください♪
外壁塗装でよくある失敗3選
外壁塗装でよくある失敗は次の3つです。
①塗装工事後の不具合(剥がれ・膨れ・塗りムラ)
②工事金額が高すぎると後で気づいた
③塗った色がイメージと違った
これから外壁塗装をしたい人は、よくあるこれらの失敗をしっかり頭に入れておきましょう。
外壁塗装でよくある失敗3選①塗装工事後の不具合(剥がれ・膨れ・塗りムラ)
外壁塗装を行った後、塗装が剥がれてきたり、塗膜が膨れ上がってきたりすることがあります。
せっかく外壁を綺麗にするために塗装を行ったのに、剥がれや膨れがあったのでは意味がありませんよね・・。
また、塗料の塗りムラが起きることもあります。
外壁塗装は手作業で行っているため、多少のムラはできてしまうものです。
しかし、外壁をパッと見た時に「明らかに場所によって色や厚みが違う」という場合は、施工の仕方が悪いことが原因です。
見栄えが悪くなってしまうため、外壁を見るたびに気になってしまうでしょう・・。
外壁塗装でよくある失敗3選②工事金額が高すぎると後で気づいた
外壁塗装は、リフォーム工事の中でも工事金額が高い分類に入るものです。
しかし「このくらいはかかって当然だよな・・」と工事を依頼したものの、ネットや知り合い・近所の人との会話から「この金額は高すぎる!」ということに気づくことがあります・・。
塗装工事が終わり、支払いも済ませている状況であれば、もう後戻りはできません。
「もっとしっかり検討すればよかった」と思っても、外壁塗装に関する「相場」は業者やプロでない限りわからないものです。
そのため、工事金額が相場よりも高すぎることにも気づかず、塗装を依頼してしまう人が多くいます。
外壁塗装でよくある失敗3選③塗った色がイメージと違った
外壁塗装の色を決める際には、サンプル帳から好きな色を選んでいきます。
選んだ色と自宅を頭の中で照らし合わせ、仕上がりを思い描いていたものの・・いざ仕上がった塗装をみて「こんな色だったの!?」と失敗してしまう人が多いです。
自分で決定した色ゆえ、後戻りはできません。
また、外壁塗装は金額が高いため、気軽に塗り直しができるものではなく、次の塗り直しまで失敗してしまった色で過ごすことになるでしょう。
せっかくワクワクして選んだ色が、イメージと違ったら残念ですよね・・。
外に出るたび外壁の色を見て「はぁ・・」と落胆することになるかもしれません。
外壁塗装を失敗しない5つのポイント
これまで外壁塗装でよくある失敗をお伝えしてきました。
ここからはどうしたら失敗をせず、外壁塗装を進めていくことができるのかを解説していきます!
失敗しないポイントは下記の5つです。
①相見積もりを行う
②訪問営業には注意する
③外でサンプルを確認する
④外観シミュレーションを行う
⑤アフターサービス・保証を確認する
1つずつ詳しくみていきましょう。
外壁塗装を失敗しないポイント①相見積もりを行う
外壁塗装を依頼する際は必ず「相見積もり」を行いましょう。
相見積もりを行うことで、比較ができ、適切な相場感を得ることができます。
見積書が揃い次第、下記のポイントに気をつけながら比較を進めてください。
・「◯日までに契約で20%OFF」等、契約を催促するような言葉がないか ・使用する塗料のメーカー・商品・種類の記載があるか ・極端に高い&安い金額ではないか ・「足場代無料」のサービスは実施していないか(必ず必要なものでありタダになることはない) |
3〜5社の見積書を比較してみると、項目の記載方法や使用する塗料に違いがあることに気づくでしょう。
極端に金額が高かったり、足場代を無料にしたりする記載があるのは要注意です。
大幅な値引きを前提に見積書を提出している、他の材料・工程の金額に足場代の金額を上乗せしている等の可能性があります。
そのように「明らかに怪しい見積書」はすぐに選択肢から外し、適切な見積書を提出していただいた業者の中で更に選定していきましょう。
外壁塗装を失敗しないポイント②訪問営業には注意する
外壁塗装工事における「訪問営業」には注意しましょう。
基本的に、訪問営業を行っている業者には依頼しない方がよいです。
それは「中間マージンが発生する」可能性が高いためです。
中間マージンというのは、塗装を行う下請け会社に依頼する際に発生するものになります。
皆さんの元に訪れた営業マンは「塗装工事をとってくる人」であり、塗装工事を行う会社とは異なることが多いです。
そのため、営業マンが所属している会社から塗装工事を行う会社への依頼料が発生します。
するとどんなことが起きるのか・・
皆さんが支払う金額の中には、塗装工事の料金の他に、下請けへの依頼料や営業マンが所属している会社の利益分まで入っているということになるのです。
直接塗装を行う会社に依頼していれば、払わずに済む部分なので、その分損をしてしまうという結果に・・。
割高な支払い金額になってしまうので、注意しましょう。
外壁塗装を失敗しないポイント③外でサンプルを確認する
思っていた色と違うという失敗を防ぐには「外でサンプルを確認する」ことが必要です。
打ち合わせをする際は、室内で行うことが多いでしょう。
しかし、実際に塗装を行うのは外です。
外の光での見え方を確認しておかなければ「こんな色なはずじゃない!」という失敗が生まれてしまいます。
できれば、晴れの日だけではなく曇りの日にも確認して、日常に近いシチュエーションで色を確認しておくようにしましょう。
外壁塗装を失敗しないポイント④外観シミュレーションを行う
外壁塗装を行う時は外観シミュレーションを行いましょう。
業者によって対応できない場合もありますが、シミュレーションは行っておく方がよいです。
その際に確認しておきたいのは、下記のものと外壁塗装のバランスです。
・屋根や軒裏 ・窓枠 ・玄関ドア ・隣の家 ・カーポート等の外構 |
外壁塗装の色を決める際に、どうしても外壁だけが頭に入ってしまいます。
しかし、実際の環境では屋根や窓枠、玄関ドアとのバランスがとても重要です。
「玄関ドアだけ浮いて見えるな・・」
「これだと窓枠と合わない」
このように、他の部材が浮いて見えるなどの失敗が生まれてしまうこともあります。
頭の中で全てのバランスを検討するのはとても難しいので、外観シミュレーションをしてイメージと実際の仕上がりの差を埋めるようにしましょう。
外壁塗装を失敗しないポイント⑤アフターサービス・保証を確認する
外壁塗装は塗って終わりではありません。
塗った後にどのようなアフターサービスがあるのか、いつまで保証期間なのかを事前に確認しておきましょう。
業者によっては、塗装後の無料点検を実施してくれたり、何年間かは塗り直し対応をしてくれるような保証をつけてくれたりと、塗って終わりにしない嬉しいサービスがあるところもあります。
相見積もりをする際は、金額や見積書の項目だけではなく、こうしたアフターサービスや保証の有無についても検討材料にするのがよいでしょう。
外壁塗装を失敗してしまった時の対処法3選
「失敗しないように」と思っていても、実際の工事の中で選択を間違え、失敗してしまうことはあります。
その際には下記のような方法で対処しましょう。
①塗装工事を行った会社に連絡をする
②トラブルを扱う専門機関に相談する
③相見積もりをした上で塗り直しをする
失敗の原因や塗装工事を行った日からの経過日数によっても、対処方法は異なります。
まずは「原因は何なのか」をハッキリさせることを進めていきましょう。
外壁塗装を失敗してしまった時の対処法①塗装工事を行った会社に連絡をする
塗装工事後の不具合(剥がれ・膨れ・塗りムラ)があった場合は、基本的に施工業者に連絡をとり、補修をしてもらう流れになります。
しかし、塗装工事を行ってから1年以上が経過してるのであれば、対応ができない場合もあるので注意しましょう。
1年以上経過している状態では、経年劣化との判断ができないためです。
また、悪徳業者であれば、もはや連絡がとれなくなってしまうことも・・。
何かトラブルがあった時の対応についても、事前によく確認して外壁塗装を行うことが大切です。
外壁塗装を失敗してしまった時の対処法②トラブルを扱う専門機関に相談する
外壁塗装でトラブルや不具合があった時は、トラブルを扱う専門機関へ相談するという方法もあります。
おすすめの専門機関は下記の2つです。
特徴 |
URL |
|
住まいダイヤル |
・国土交通大臣指定の相談窓口 ・発生したトラブルと同じ&近い事例を確認できる ・電話での相談 |
|
消費生活センター |
・都道府県ごとにセンターが開設されている ・電話での相談 ・相談事例を確認できる |
どちらも電話での相談が可能で、それぞれのホームページでトラブルの事例について公開されています。
外壁塗装における相談はとても多く、事例が集まっているため、自分に起きたトラブルについて同様のものを見つけることができるでしょう。
「依頼してしまったのは自分だから」
「もう終わったことだから仕方がない」
このように諦めてしまわず、まずは相談してみるのがおすすめです。
モヤモヤは1人で抱えず、気軽に電話をかけてみてくださいね♪
外壁塗装を失敗してしまった時の対処法③相見積もりをした上で塗り直しをする
イメージしていた色と違ったなど、自分の判断ミス等が原因で起きてしまった失敗であれば、相見積もりをした上で塗り直しを行いましょう。
失敗に気づいた段階が上塗りの前であれば、塗料の変更ができる場合はあります。
しかし、上塗りをしてしまった後では、後戻りはできません・・。
お財布との相談となりますが、再度塗り直しの見積もり金額を出していただき、工事を進めていきましょう。
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今回は外壁塗装を失敗しないポイント&失敗してしまった時の対処法について解説してきました。
内容は下記の通りです。
【よくある失敗】
①塗装工事後の不具合(剥がれ・膨れ・塗りムラ)
②工事金額が高すぎると後で気づいた
③塗った色がイメージと違った
【失敗しないポイント】
①相見積もりを行う
②訪問営業には注意する
③外でサンプルを確認する
④外観シミュレーションを行う
⑤アフターサービス・保証を確認する
【失敗してしまった時の対処法】
①塗装工事を行った会社に連絡をする
②トラブルを扱う専門機関に相談する
③相見積もりをした上で塗り直しをする
外壁塗装をする上で、1番難関と言われるのが「業者選び」です。
信頼できる業者と進めていくことができれば、塗料や色を選んでいく際も、皆さんが後悔しないように提案をしてくれるでしょう。
しかし「情報が少なすぎて、どう選んでいいかわからない・・」という人も多いのではないでしょうか?
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