外壁塗装・屋根塗装の悪徳業者リストを確認する方法とは|トラブルや対処方法も解説
投稿日:2024.10.28更新日:2024.10.28
外壁塗装や屋根塗装、リフォーム工事は「どうせ素人には分からないだろう」と、詐欺の被害が報告されています。
無駄な工事や法外な金額での契約をしないよう、注意する方法があります。
まずは悪徳業者のリストを確認してみること、騙されないよう手口を知っておくことなどが大切です。
今回の記事は外壁塗装・屋根塗装など、外装リフォームプにおける悪徳業者リストの確認方法やトラブル事例、対処方法などを紹介します。
これから外装リフォームをご検討されている方はぜひ最後までご覧ください。
業者選びの際、確認する2つのリストとは
外壁塗装や屋根塗装など、外装リフォームをしよう!と決めた際に行うことは業者選びです。
残念なことに塗装業者やリフォーム業者の中には悪徳業者が存在します。
依頼しようと思っている業者は問題ないか、まずは以下に紹介するリストを確認してみてください。
①国土交通省のネガティブ情報等検索サイト
国土交通省が運営している『ネガティブ情報等検索サイト』では、商号・名称・地域などで過去に行政処分を受けた事業者を検索することができます。
国土交通省HP「ネガティブ情報等検索サイト」のページはこちら
外壁塗装や屋根塗装などの外装リフォーム業者の調べ方は以下の通りです。
①ホーム画面で事業者「建設工事(公共事業を含む)を選択 |
②消費者庁の特定商取引法ガイド
消費者庁が運営している『特定商取引法ガイド』では、過去に行政処分を受けた業者や処分内容を確認することができます。
ホーム画面の「執行状況」から執行年度を選択と、一覧でその年の情報を見ることができます。
事業者名がわかっている場合は一部の入力でも表示されるので試してみてください。
※特定商取引法とは・・・事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者を不当な商法から守る法律。 通信販売、勧誘販売、訪問販売などが対象。 |
悪徳業者に依頼した場合のトラブル例
では、外壁塗装や屋根塗装で悪徳業者に依頼をした場合、どのようなトラブルが報告されているのでしょう。
ここでは実際にあった事例を紹介します。
高額な費用を請求される
屋根や外壁など、お住まいの工事というのは決まった金額がありません。
施工面積、既存の建材の素材、工事に使用する材料や塗料のグレードなど、様々な要素によって決定します。
そのため、リフォーム業に携わっていないかぎり、適正価格かどうかが分かりにくい場合があります。
悪徳業者は「どうせ分からないだろう」と、費用を高く設定している場合があります。
「屋根が壊れている」と突然訪問してくる
一見、親切に見えるようで被害が多く報告されている事例ですが、「屋根が壊れているので、無料で詳しく調査します」と言い、屋根に上ります。
屋根は見えにくい場所なので、わざと屋根を壊されても分かりません。
また、「壊れていたところ直しておいたので費用を支払ってください」という事例もあります。
見積書・打ち合わせの通りに工事をしない
例えば屋根塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3度塗りを行うのが一般的です。
工事前に3度塗りと聞いていても、実際に工事をしたのは2度塗りという場合があります。
3度塗りより2度塗りの方が塗料の量が少なく済み、作業も1回分少ないのでその分儲けが出ます。
また、塗料は薄めて使うのが一般的ですが、必要以上に薄めて使われる場合もあります。
リストだけに頼らない!詐欺に遭わないための対処方法
冒頭に紹介したリストは、あくまで過去に処分を受けた業者の確認方法です。
リストに掲載されていない業者なら信用できる、というわけではありません。
中には詐欺だと気が付かないほど、巧妙な手口により報告がされていない事例もあるでしょう。
そこでリフォーム詐欺に遭わないための対処方法を紹介します。
突然の訪問で安易に点検させない
点検を依頼していない業者が当然訪問してきた場合、むやみに点検をさせないようご注意ください。
「近くで工事をしていたら、たまたま屋根が壊れているのが見えた」と言わても信用してはいけません。
屋根に上ろうとしたら断り、帰ってもらうようにしましょう。
即日契約をしない
悪徳業者は巧みな営業トークで契約を迫ってきます。
「今日契約してくれたら足場代を無料にします」「すぐに工事をしないと倒壊します」と、今日中に契約するような場合は特に注意が必要です。
悪徳業者は他人に相談されることを嫌い、詐欺だとバレない内に契約をしようとします。
1日2日で取り替えしがつかない状況になるのは非常に稀です。
まずは帰ってもらい、ご家族や知人の方に相談してみましょう。
少しでも不安を感じたら消費者センターなどに相談を
「これって普通のことなのかな」と、少しでも不安になったら消費者センターなどに相談しましょう。
何か起こってからではなく、トラブルが起こらないように未然に防ぐ対応が一番です。
屋根や外壁のことについて詳しい方は少なくないので、小さな違和感を覚えたら誰かに相談することをおすすめします。
クーリングオフをする
どんなに気を付けていたとしても、悪徳業者の巧みな営業トークで契約してしまうこともあります。
そんな時はクーリングオフが可能かどうかを確認しましょう。
クーリングオフの条件や方法は以下のページで紹介しています。
「外壁塗装のクーリングオフの方法|条件、期間、書き方などを詳しくご紹介!」はこちら
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