屋根塗装の費用相場はいくら?20坪・30坪・40坪など坪数別にご紹介
投稿日:2026.9.24更新日:2026.9.24
屋根塗装を検討し始めると、まず気になるのが「うちの場合はいくらかかるのか」という点ではないでしょうか。
そこで今回は、坪数別の費用相場から内訳、費用を左右するポイント、そして無駄な出費を抑える方法まで、屋根塗装を検討する方が知っておきたい情報をまとめました。
なお、この記事では一般的な目安としての費用相場をご紹介しております。
これから屋根塗装をお考えの方は、費用の目安としてご参考ください。
屋根塗装費用は㎡単価で算出される

屋根塗装の費用は、一般的な戸建て住宅で約30万円〜100万円程度が相場とされています。
これだけ幅が広いのは、屋根の面積、勾配、劣化の程度、選ぶ塗料のグレードによって金額が変動するためです。
費用を算出する際の目安として使われるのが「㎡単価」です。
屋根塗装の㎡単価はおおよそ2,000円〜4,500円程度で、使用する塗料のグレードによって差が出ます。
この単価に屋根の実際の面積(㎡数)と足場代などの諸経費を加えたものが、総額の見積もりとなります。
なお、屋根の面積は延べ床面積や坪数とは異なります。
切妻屋根や寄棟屋根など形状によって実際の屋根面積は変わるため、坪数はあくまで目安として捉えてください。
坪数別|屋根塗装費用の相場
延べ床面積(建物の坪数)を基準に、おおよその屋根塗装費用の目安を紹介します。
| 坪数 | 屋根面積 | 屋根塗装の費用相場 | 補足 |
| 20坪 | 約50〜60㎡ | 約30万円〜50万円 | 足場代の割合が総額に占める比率で大きくなりやすい |
| 30坪 | 約70〜85㎡ | 約40万円〜70万円 | 2階建て住宅でよく見られる規模 |
| 40坪 | 約90〜110㎡ | 約50万円〜90万円 | 一般的なお住まいよりも規模が大きい |
| 50坪 | 約120㎡~ | 約70万円〜120万円 | 二世帯住宅や敷地に余裕のある住宅で見られる規模 |
これらの金額はあくまで目安であり、同じ坪数でも屋根の勾配が急な場合や、複雑な形状(寄棟、入母屋など)の場合は作業の手間が増え、費用が上振れする傾向にあります。
屋根塗装費用の内訳

見積もりを確認する際は、総額だけでなく内訳を見ることをおすすめします。
主な内訳項目は次のとおりです。
- 足場代:屋根塗装では職人の安全確保のため足場が必須です。相場は1㎡あたり700円〜1,000円程度で、総額の15〜20%を占めることも珍しくありません。
- 高圧洗浄費:塗装前に屋根の汚れを洗い流す工程で、1㎡あたり150円〜300円程度が目安です。
- 下地補修費:ひび割れやサビ、棟板金の劣化などがある場合に発生する追加費用です。劣化状況によって金額は大きく変わります。
- 塗料代・施工費:選ぶ塗料のグレードによって単価が変わる、費用の中心となる部分です。
- 諸経費:養生費、廃材処分費、現場管理費などが含まれます。
見積書にこれらの項目が明記されているかどうかは、業者選びの判断材料になります。
「塗装工事一式」など、まとめられている見積もりは内容が把握しづらいため、内訳の提示を依頼してみるとよいでしょう。
塗料の種類別|耐用年数と費用目安
屋根塗装に使われる塗料にはいくつかのグレードがあり、耐用年数と価格が比例する傾向があります。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 | ㎡単価の目安 |
| アクリル系 | 約5〜7年 | 約1,500円〜2,000円 |
| ウレタン系 | 約8〜10年 | 約1,800円〜2,500円 |
| シリコン系 | 約10〜13年 | 約2,300円〜3,500円 |
| フッ素系 | 約15〜20年 | 約3,500円〜4,800円 |
| 無機系 | 約20〜25年 | 約4,500円〜6,000円 |
こうして見ると安価な塗料に目が行きがちですが、耐用年数を考慮した「1年あたりのコスト」で比較すると、シリコン系やフッ素系の方が結果的に割安になるケースも多くあります。
屋根は日射や雨風の影響を強く受ける部位のため、外壁塗装よりワンランク上のグレードを選ぶ方も少なくありません。
費用が変動する主な要因
同じ坪数の住宅でも、以下の要因によって費用は変動します。
- 屋根の形状と勾配:勾配が急な屋根や、谷や棟が多い複雑な形状の屋根は、作業効率が下がるため人件費がかさみやすくなります。
- 屋根材の種類:スレート屋根、金属屋根、瓦屋根など屋根材によって施工方法や必要な下地処理が異なり、費用に差が出ます。特に瓦屋根は塗装が不要な場合もあるため、事前に確認が必要です。
- 劣化の進行度:コケやサビの発生、ひび割れ、雨漏りの兆候がある場合、下地補修や防水処理が追加され、費用が上がる傾向があります。
- 立地条件:隣家との距離が近い、道路が狭い、高所作業車が入れないといった条件がある場合、足場の設置方法が変わり費用に影響することがあります。
屋根塗装の費用を抑える方法

屋根塗装では塗料のグレードを下げたり、施工箇所を減らしたりしなくても、費用を抑える方法があります。
補助金を活用する
自治体によっては、屋根塗装を含む住宅の省エネ改修やリフォームに対して補助金・助成金制度を設けている場合があります。
塗料の種類(遮熱・断熱塗料など)や工事内容によって対象条件が異なるため、お住まいの自治体のホームページで確認してみましょう。
閑散期に依頼する
塗装業者の繁忙期は気候の安定する春や秋に集中しやすく、梅雨の時期や冬などは閑散期になります。
繁忙期を避けた時期の依頼で、業者によっては割引や柔軟な日程調整に応じてもらえることがあります。
(雪の多い地域は冬の塗装工事が行えない場合があります)
火災保険の適用を確認する
台風や強風による屋根の破損が原因の劣化であれば、火災保険の適用対象になる場合があります。
契約している保険の補償内容を確認し、該当する場合は保険会社に相談してみましょう。
複数社から見積もりを取る
同じ工事内容でも業者によって見積もり額には差があります。
最低でも2〜3社から見積もりを取り、金額だけでなく内訳や提案内容を比較することで、適正な価格が見えてきます。
まとめ:相場を知って、お得に屋根塗装を
今回は、坪数別に屋根塗装の費用相場について詳しく紹介しました。
なお、この記事で紹介した金額はあくまで一般的な目安です。
実際の費用は屋根の形状や勾配、劣化の進行度、使用する塗料、施工業者によって異なります。
正確な費用を知りたい場合は、複数の業者から見積もりを取り、状況に応じた金額を確認することをおすすめします。
見積もりを取る際は総額だけでなく、足場代や下地補修費などの内訳、使用する塗料の種類まで確認することが、納得のいく業者選びにつながります。
まずは複数社の見積もりを取り寄せ、ご自宅の状況に合った提案内容と価格を比較してみてください。
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