外壁塗装はDIYできる?

投稿日:2023.6.20更新日:2023.6.20

外壁塗装についてインターネットで調べると、DIYの方法が沢山出てきます。

DIYの外壁塗装も決して不可能というわけはありません。

しかし、専門的な知識や作業が必要なので、DIYは大変な作業です。

この記事では外壁塗装をDIYで行う際のメリットやデメリットなどについて解説していきます。

 

DIYのメリット

外壁塗装はDIYできる (2)

 

外壁塗装をDIYで行うメリットは以下の通りです。

 

コストを抑える事が出来る

外壁塗装の費用は、使用する塗料に加え建物の延床面積数で決まります。

近年、塗装業者に依頼した場合一般的な40坪の建物(160㎥)に対して60~80万円が相場となっています。

DIYの場合だと、大体30~50万円程度でしょう。

劣化具合によってはもう少々加算されますが、それでも費用を約3割減に抑える事が出来ます。

「外壁塗装の相場・塗料による値段の違いについて解説します。」は、こちらのページです。

 

自分の好きなようにデザインできる

業者に依頼をする際、3色以上を使用した外壁塗装は追加費用が必要なケースが非常に多いです。

また、「やっぱり変更したい」となった場合でも修正が効かないことがほとんどです。

DIYなら、作業途中で「イメージ通りでは無いな」と判断したら直ぐに軌道修正が出来ます。

 

好きなタイミングで工事が出来る

業者に工事を依頼するとなると、現場調査の日時調整、打ち合わせの日時調整、工事で見ておきたい時の日時調整、仕上がり確認の日時調整・・・と、沢山の場面で予定を調整しなければなりません。

しかし、DIYであれば自分都合で好きな様に作業ができますので、「次の土日に作業しよう」「今週は休もう」など、自由に日程を決めることができます。

 

DIYのデメリット

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続いて、DIYのデメリットについて解説します。

 

失敗する可能性がある

外壁塗装は体力が必要なのはもちろんのこと、専門知識と技術も求められます。

加えて普段使用する事のない特殊道具も用いる為、最初から最後まで完璧に出来る方はまずいないでしょう。

失敗したとしても、個人の責任になり、当然、補償などもありません。

 

業者に依頼するより費用が高くなる恐れがある

外壁塗装のDIYも日曜大工の延長線と考えて、下地処理をせず塗料をただ1回塗っただけで終わらせてしまう方が非常に多いです。

パッと見た感じ、綺麗に仕上がったようでもすぐに剥がれ落ち、結局業者に依頼したりと多額の追加費用がかかってしまう恐れがあります。

ちなみにプロが行う外壁塗装は高圧洗浄、ケレン作業などの下地処理後、塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回行います。

 

ケガをする恐れがある

外壁塗装は高所での作業となるため、足場があると安全です。

しかし、足場を組むのは資格が必要なので、ご自身で組むことはできないでしょう。

梯子や脚立で作業すると、落下して大怪我される恐れがあります。

結果、治療費代の方が高くついた、後遺症が残ったという場合もあるので大変危険です。

 

ケガだけでなく、塗料を盛大に散乱させた結果服に塗料が大量について取れなくなってしまった、他の家に塗料が付いてしまったというケースもあります。

 

時間がかかる

塗装業差に依頼をした場合は、内容にもよりますが概ね2週間程度で完工します。

DIYの場合だと、大抵の方は平日お仕事をされており、土日や空いた時間に作業をする事になるので仕上がるのはだいぶ先になるでしょう。

 

また、外壁塗装は専門的な知識があるため、作業内容や適切な塗料・道具を調べながら行うこととなります。

それらの道具を揃えるのにも時間がかかるでしょう。

 

塗料の効果を最大限引き出せない可能性がある

外壁塗装は、塗料を塗ってそれで終了ではありません。

下地調整や3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)といった塗装の基本を丹念にこなすことで、初めて塗料本来の耐久性が発揮されます。

1度塗って終わりにしてしまうと耐久性が低下したり、直ぐにひび割れが起きてしまいます。

 

外壁塗装をプロに任せるのをおすすめする理由

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DIYにはメリットがありますが、それ以上にデメリットがあり、リスクが高いということがお分かりいただけたかと思います。

そのため、外壁塗装はプロに任せることをおすすめします。

その理由は以下の通りです。

 

プロなら失敗しても時間やお金を無駄にする事は無い

塗装業者に依頼した場合、あらかじめ専用の道具や豊富な種類の塗料を用意して工事を行います。

その為、一から調べ上げてホームセンターで沢山の道具や塗料を買い揃えて…といった時間を費やすことはありません。

 

また、多くの塗装業者は施工保証を付けている場合がほとんどです。

塗装工事に最善を尽くしていても、数年で剥がれが生じる可能性はゼロではないため、不具合に対して即対応出来る様にしています。

「外壁塗装の保証とは?期間や内容を知ってトラブルを防ぎましょう!」は、こちらのページです。

 

作業スピードが早い

DIYをしようとする方は、塗装は塗るだけと思っている方が多いようです。

ところが塗装工事は天候に左右される事が非常に多いため、自身で綿密な計画を立てたとしても雨・風・雪等で作業に遅れが生じ半年以上掛かるといったケースも珍しくありません。

塗装業者に依頼した場合はまず自宅を下見させていただき、現状を把握した上で様々な可能性を配慮しながら全体のスケジュールを組み立てていきます。

後は熟練の技によって淀み無く作業を進める為、一連の流れに無駄がありません。

「腕が立つ職人の見極め方」については、こちらのページです。

 

塗料が持つ効果を最大限発揮出来る

塗装工事は適切な下地処理をすること、塗料の厚み・乾燥時間を仕様通りに行うことなど、意外と細かな作業が求められます。

それは塗料が持つ効果を最大限発揮させるためです。

 

塗料の持つ効果とは、耐候性(紫外線・雨風から守る機能)、低汚染性(汚れを寄せ付けない機能)、防カビ・防藻性(カビや藻を寄せ付けない機能)など、沢山の種類があります。

適切な塗装を行わなければ、これらの機能が最大限発揮されず、言うなれば塗装をした意味がないことになります。

 

状況や環境の変化にも適切に対応してくれる

外壁塗装は家の外で行われる工事ですので、常に外気にされているため何が起こるかわかりません。

大雨が降ったり、台風や強風が起こることもあるでしょう。

突然の環境変化でも、職人は最善の対応を知っているので、最後まで適切な工事をしてくれます。

 

完工後も、家の事を相談出来る

塗装業者は完工後も定期的にお住まいの点検を実施しているところが多いです。

お住まいの問題点を早期発見・早期対処することにより、お住まいの資産価値を維持します。

 

また、マイホームの問題点を見つけても誰に相談していいか・・・となっても、外壁塗装を任せた業者なら相談に乗ってくれるでしょう。

 

外壁塗装のことなら外装リフォームプロにご相談ください!

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結論として、外壁塗装のDIYは可能ではありますが、デメリットが多くあります。

塗装するだけではなく、その前に下地処理を行う必要があり、非常に難しい工程を重ねなければなりません。

DIYにチャレンジする前に、一度無料お見積りを取ってから検討されてみてはいかがでしょうか。

 

外装リフォームプロは最大5社、優良企業のみを厳選して塗装業者をご紹介いたします。

外壁塗装に関する不明点についても豊富な知識でアドバイスをさせていただきますので、ぜひご活用ください。

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