外壁塗装工事の見積書の内容徹底解説!4種類の工事に分かれている?

投稿日:2021.12.22

「外壁塗装の見積書をもらったけど、内容がわからない!」

「1つ1つ質問するのって、気が引けてしまう・・」

見積書をもらったものの、記載されている内容がわからず途方に暮れている人はいませんか?

 

外壁塗装における見積書は「専門的な用語」で記載されています。

 

人が不安に思う時は「わからない事」がある時です。

未知の世界の言葉が並んでいれば、より不安は増してしまうでしょう・・。

 

そこで今回はそんな皆さんの為に、外壁塗装に一般的に記載されている内容をご紹介していきます。

基本的な構成や用語がわかれば、相見積もりをした時にも役立ちますよ!

 

それでは早速一緒に勉強していきましょう。

 

外壁塗装工事における各社共通の表現とは?作業内容を解説!

 

外壁塗装工事の見積書は大きく分けて4つの工事内容に分けられます。

①仮設工事

②外壁塗装工事

③諸経費

④付帯工事

1つ1つの項目はこれらのどれかに当てはまるものです。

詳しくみていきましょう。

 

外壁塗装工事内容①仮設工事

 

仮設工事というのは「工事終了後に撤去されるもの、形に残らないもの」を言います。
具体的な項目と内容は下記の通りです。

【足場設置】

高圧洗浄や塗装作業を行う為に高所でも作業できるように足場を組みます。

足場にかける「飛散防止ネット」もこの項目の中に含まれている場合と別項目で書かれている場合がありますが、工事内容としては同じです。

 

【養生費】

「養生」というのは、塗装をする部分以外が汚れないようにする為にする作業の事を言います。

窓枠に養生テープをしたり、シートでエアコンの室外機やエコキュートを覆うなどして塗料がつかないように保護するのです。

養生テープやシートの材料費、養生作業を行う人の人件費、養生の材料を撤去・処分する際の費用などが含まれています。

 

【高圧洗浄】

塗装前に外壁面を綺麗にする際の作業費です。

塗装工事において、外壁面の汚れや既存の塗装を落とす事は、塗装の仕上がりをよくする為・寿命を長くする為にとても大事。

よって「必ず必要な作業」になっています。
悪徳業者は、この作業をカットして作業代を安くしようとするので、項目に入っていない場合は注意しましょう。

 

 

外壁塗装工事内容②外壁塗装工事

外壁塗装のメインどころである「外壁塗装工事」の部分にも、いくつかの項目があります。

【下地調整・クラック処理】

新しく塗る塗料がしっかり付着するように、塗る場所の下地を整える作業です。

作業代は内容と面積に左右されます。
皆さんのお宅の外壁材の状態にもよりますので、こちらの部分は内容を業者にしっかり聞きましょう。

 

【下塗り】

下地処理が終わった後、色を重ねていく前に塗る「ベース」の役割を果たすものです。

これから塗装していく色がより綺麗に、長く塗料の状態を良好に保つ為の接着剤。

高圧洗浄同様、悪徳業者では下塗りをカットして利益を得るようです。
「見積書に項目が記載されているか、記載されていなければ備考などに下塗りが含まれている等の文章があるか」を確認しましょう。

 

【中塗り】

下塗りを終えた後に、仕上げの塗料を使って塗装をしていく作業です。
上塗りと一緒の塗料を使用する為「中塗り・上塗り」と項目を合わせて記載する場合もあります。

中塗りや上塗りの項目では、下記の事をチェックしましょう。

・塗料のメーカーや商品名は記載されているか
・記載されているものはWebで確認できるか
・メーカー保証はあるか

「外壁に塗る事ができるだけの品質があるものか」を確認する事はとても大切です。
丁寧な業者であれば、カタログや商品ページを資料として渡してくれるでしょう。

 

【上塗り】

塗装作業の仕上げの作業です。
中塗りした上に、仕上げ塗料を再度重ねていきます。

 

外壁塗装工事内容③諸経費

諸経費は、工事に間接的に関わってくる内容のものを言います。
各社によって項目ごとの表現方法や計算方法が大きく異なるところです。

記載事項は変わったとしても、総合計の金額の10〜20%程度が目安となります。
あまりにも高すぎると感じた場合はどんなものが入っているのか確認しましょう。

【産廃処理費】

工事で出た産業廃棄物を処理する為の費用です。

外壁塗装工事だけではあまり廃棄物は出ませんが、そのほかに軒天の補修や交換などの作業が入っている場合は木材やボードの廃棄物が出ます。

排出されると予想される廃棄物の量によって、処理費が異なります。

 

【交通費】

業者の事務所などから現場が遠方であった場合は、交通費がかかる可能性もあります。

 

【会社の利益】

業者が経営をしていくにあたって必ず必要なものです。
仕入れやかかる費用をそのまま見積書の金額として出していたのでは、倒産してしまいます。

しかし、直接的に「利益分」と書くこともできませんのでこの場合は「諸経費」とだけ書かれている事が多いでしょう。

 

外壁塗装工事内容④付帯工事

 

付帯工事というのは「メインの外壁塗装工事以外の工事」の事を言います。
この内容については、皆さんが外壁塗装と一緒にどんな工事を依頼するかによって異なるものです。

外壁塗装と一緒に行う工事としては、下記のようなものが挙げられます。

・屋根塗装
・コーキング(シーリング)の打ち替えや増し打ち
・軒天塗装・交換
・ベランダ手摺塗装
・ベランダ床の防水工事

 

依頼した工事に応じたものが記載されている場所なので「何を依頼したか」を頭に入れながら見積書をチェックしましょう。

 

また、相見積もりを依頼する際は「一緒の工事内容にする事」が大切です。
一緒の工事内容でなければ、付帯工事部分が大きく異なってしまう可能性があります。

 

比較しやすくする為に、付帯工事もお願いしたいのであれば「何パターンか見積書を作成してもらう方法」をとるのがおすすめです!

自分自身が比較しやすくする為にも、工事内容には気をつけましょう。

 

相見積もりの必要性について詳しく知りたい人はコチラ!

 

外壁塗装工事の見積書項目まとめ

今回は外壁塗装工事の見積書の項目について詳しくお伝えしてきました。
皆さんの手元にある見積書の内容は、把握できましたか?

大きく分けて4つの工事に分けられましたね。

①仮設工事(足場や養生費・高圧洗浄など)

②外壁塗装工事(下地調整・下塗り・中塗り・上塗りなど)

③諸経費(産廃処理費・交通費・利益など)

④付帯工事(外壁塗装工事以外に依頼した屋根塗装・コーキング工事など)

自分の大事な家の外壁塗装を依頼する上で、見積書をよくチェックする事はとても大切です。
しかし、それには項目を理解しなければいけませんよね。

今回の記事で皆さんが少しでも見積書の内容を理解できていたら幸いです!

 

また、手抜き工事をするような悪徳業者を見抜くには相見積もりは必須。
外壁塗装の相見積もりには「外壁塗装見積もりサイト」を活用するのがオススメです。

お住まいの地域や建物の種類を入力すれば、様々な会社の外壁塗装工事のお見積もりが可能になります。

弊社では、ホームページのトップ画面に便利な見積もりシステムを導入していますので、そちらを是非活用してみて下さい♪

 

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