ケレン
投稿日:2021.3.3更新日:2023.1.13
ケレンとは
既存の塗膜をヤスリがけして、浮いている塗膜やサビを落とす作業のことです。塗膜の密着性を高めるために、既存塗装面に細かいキズをつける「目粗し」と呼ばれる作業もケレンの一種です。
主に、木部や鉄部の塗り替えの際に行い、度合いによって一種から四種に段階分けされます。一種ケレンは、完全に既存塗膜を剥がす作業なので、住宅ではほぼ行いません。二種ケレンは、電動工具を使って徹底的に塗膜をヤスリがけするため、手間がかかり、費用がかさんでしまいます。コストを抑えるためには、比較的手間のかからない三種ケレンや四種ケレンで済むように、塗膜劣化が重症化しないうちのメンテナンスをオススメします。
ケレンを怠ると・・・
塗装工事においては、このケレン作業は下塗りと同様にとても重要な工程です。このケレンを怠ってしまうと、新しい塗膜が正常に密着せず、耐用年数を待たずにすぐに浮いてきてしまいます。
当社では、現状のサビ・塗膜の剥がれの具合をみて、二種から四種ケレンを適正に施して、質の高い塗装を徹底しております。