ウレタン防水
投稿日:2021.3.3更新日:2023.1.13
ウレタン防水とは
ウレタン防水は、大型施設の屋上など面積の広い場所では施工せず、住宅のベランダや小さなビルなどの屋上に用いられます。ウレタン樹脂を含んだ防水塗料を、厚めに塗ることで、防水効果を確保します。
他の防水工事に比べてコストが安く、どんなに狭い場所でも施工することができるため、一般住宅では多く採用されています。
ウレタン防水の種類
床面に、湿気を逃す効果のある通気緩衝シートを敷き、その上に塗装する工法が「通気緩衝工法」で、メッシュシートを敷いてから塗装する工法を「メッシュ工法」、何も敷かずに直接塗装をする工法を「密着工法」といいます。
湿気がこもりやすく、雨漏りの心配がある場所には「通気緩衝工法」を施工します。メッシュ工法や密着工法よりもコストはかかりますが、防水層の下の湿った空気を排出することができ、雨漏りが起きにくくなります。
「メッシュ工法」は通気緩衝工法に比べるとコストが抑えられ、防水層のひび割れを防ぐことができます。
「密着工法」は最もお求め安いウレタン防水で、施工もシンプルなため、狭い場所に適しています。ただし、年月が経つと少しずつ水分が染み込み、防水層が膨れてしまうため、湿気の多い場所にはオススメできません。
防水層の膨れや割れを見つけたら、早めに当社へご相談ください。