樹脂系サイディング
投稿日:2025.11.23更新日:2025.11.23

樹脂系サイディングとは
樹脂系サイディングとは、塩化ビニール樹脂を主原料とした外壁材をいいます。
別名「ビニールサイディング」や「塩ビサイディング」とも呼ばれ、北米では住宅外壁材として50%以上のシェアを持つ一般的な建材ですが、日本国内ではまだ普及率が低く、サイディング市場全体の1〜2%程度に留まっています。
樹脂系サイディングの最大の特徴は、素材自体に色が練り込まれている点です。
窯業系サイディングや金属系サイディングのように表面に塗装を施すのではなく、製造段階で樹脂に顔料を混ぜ込んでいるため、表面が傷ついても下地の色が変わることがありません。
樹脂系サイディングのメンテナンス

樹脂系サイディング本体は塗装不要ですが、パネルとパネルの継ぎ目や窓周りなどに使用されているシーリング(コーキング)は経年劣化します。
シーリングは紫外線や温度変化により硬化・ひび割れを起こすため、5〜10年ごとに点検し、必要に応じて打ち替えを行います。
シーリングの劣化を放置すると、そこから雨水が浸入し、建物内部の構造材を傷める原因となります。
また、樹脂系サイディングは耐衝撃性がありますが、強い衝撃を受けると割れたり欠けたりすることがあります。
破損した部分を発見した場合は、そのパネルだけを交換することが可能です。
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樹脂系サイディングの点検・メンテナンスをお考えの際は、ぜひご利用ください。
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