軒樋(のきどい)
投稿日:2021.3.15更新日:2022.12.16
軒樋(のきどい)とは
屋根の軒先と平行に設置された雨どい(※)のことです。屋根に落ちた雨水が軒先の方へ流れ落ち、軒樋に落ちます。形状は、半円型や箱型があり、上面がフルオープンになっているので、軒樋全体で雨水を確実に受けられます。一般住宅では、塩化ビニール製や合成樹脂製が軽量で安価なため一般的ですが、耐久性の高いアルミ製やガルバニウム鋼板製もあります。
軒樋は、積雪や溜まった落ち葉などの上からの負荷に弱く、変形したり割れたりしてしまいます。そのため、豪雪地帯で敷地にゆとりがあるお宅には軒樋を付けません。
定期的なメンテナンスが必要なケース
軒樋の変形以外によくある不具合は、軒樋を取り付けるための下地となる鼻隠し(はなかくし)(※)が腐食し、取り付け金具が抜け落ちてしまう現象です。取り付け金具が抜け落ちると、軒樋本体も外れてしまいます。
軒樋の効果を発揮させるためには、変形や割れ、脱落や接続不良がないかを定期的にチェックしましょう。当社では、軒樋の調査も承っておりますので、ぜひご相談ください。