【やらないとどうなる?】外壁塗装をしないリスク・緊急性の高い劣化症状とは
投稿日:2024.2.7
外壁塗装は必要と聞いたことがあっても、本当にやらなければならないのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装には費用がかかるので、施工せずに済むに越したことはありません。
ただ、外壁塗装をせずに放置するとリスクがあります。
この記事では外壁塗装をやらないリスクとは何なのかをわかりやすく解説します。
リスクを回避するための方法も押さえて、適切なタイミングで外壁塗装を実施しましょう。
外壁塗装をやらない9つのリスク
外壁塗装をやらないと建物にも生活環境にも大きな支障を来たす恐れがあります。
ここでは外壁塗装をせずに放置すると起こり得る代表的な9つのリスクを解説します。
外壁材が劣化する
外壁塗装の防水性が低下して外壁に雨水が浸透するようになると、外壁本体が雨水を吸収するようになります。
木質外壁の場合には腐食し、金属外壁の場合には錆びて穴が空くこともあります。
外壁塗膜の機能が失われて外壁が保護されなくなると、急速に劣化するリスクがあるので早めに対策しましょう。
雨漏りが発生する
塗装が劣化して防水性が低下すると、外壁材が傷み、破損して雨漏りを起こす場合があります。
屋根だけでなく外壁も雨から住まいを守る役割を担っています。
特に大雨や台風などのときには雨漏りが起きてしまい、壁にシミができたり、床に水たまりができたりすることがあります。
建物の寿命が短くなる
外壁塗装をしないと外壁材や建物の躯体部分が腐食するため、お住まいの寿命が短くなります。
すぐに建て替える予定なら問題にならないかもしれませんが、これから何十年も住んでいきたいという気持ちがあるなら塗装が必要です。
紫外線や雨風のバリアとしての外壁塗装を良好に保つことが大切です。
害虫が発生する
外壁からの雨漏りによる二次被害として害虫の発生リスクがあります。
シロアリは湿った木材を好んで侵食する性質があるからです。
木造の建物のときにはシロアリによる被害が起こる可能性が高いでしょう。
浸食が進むと隙間も多くなって、シロアリだけでなくゴキブリなどの他の害虫も侵入しやすくなります。
居住トラブルが起こる
外壁塗装をせずにいると雨漏りや害虫以外にもトラブルが起きます。
例えば、外壁材が破損したりシーリングが劣化することで隙間風が入るようになると、冷暖房の効きが悪くなるでしょう。
シロアリによる浸食や雨漏りが続くと家が傾く恐れもあります。
見た目が悪くなる
外壁塗装をしないと美観が損なわれます。
建物の外壁を覆っている塗装が劣化すると色褪せるからです。
劣化が進行すると塗装が剥がれてくることもあります。
見た目が悪くなると、街の景観にも影響するので近隣トラブルにつながる可能性も考えられます。
リフォーム費用が上がる
外壁塗装をやらないと結果的にはリフォーム費用が高くなります。
外壁塗装でメンテナンスをすると10年くらいを目安に1回、100万円前後の費用がかかります。
しかし、外壁材が侵食されて交換が必要になると200万円~300万円くらいの費用が必要です。
外壁交換で済めばまだ費用を抑えられますが、建物の躯体が腐食されてしまうと安全に住める家ではなくなるリスクもあります。
建て替えることになると数千万円の費用がかかります。
資産価値が低下する
外壁塗装をしないと見た目も建物本体も劣化が進行してしまって資産価値が失われていきます。
建物などの不動産は通常は大きな価値があるので、金融機関で借り入れをするときの担保にできます。
しかし、劣化によって価値評価が下がると、建物を担保にしても借りられる金額が低くなります。
売却が困難になる
建物の劣化による資産価値の低下によって売却できなくなるリスクが高くなります。
今後は賃貸生活をしたい、引越しをして住み替えたい、相続したけれど住む予定がないから売却したいというときに、売れなくなっているかもしれません。
外壁塗装を定期的に実施して建物の寿命を永らえさせることが重要です。
外壁塗装施工の緊急性の高い劣化症状
外壁塗装を緊急ですべきかどうかは劣化症状を見るとわかります。
外壁の色褪せやチョーキング現象の発生は比較的初期から起こる症状です。
すぐに外壁塗装をしなければならない状況ではないですが、業者と相談を始めるタイミングとして適切です。
外壁塗装の緊急性が高い症状は、よりはっきりとしているので具体的に確認しておきましょう。
雨漏り
雨漏りが起きているときには外壁塗装だけでは対応できない可能性がある深刻な状況です。
すぐに業者に連絡して応急処置をしてもらうだけでなく、状態の検査を依頼しましょう。
外壁の交換や躯体の補強などの工事が必要になる場合もあります。
塗装の剥がれ
外壁塗装が剥がれているのが見てわかるくらいになっている場合は緊急性が高い状況です。
塗装が剥がれた部分はもう防水性などの保護機能が失われています。
放置すると屋内まで雨漏りが起きるリスクが高いので、すぐに対処しましょう。
外壁塗装の施工だけで済む場合もありますが、外壁材の交換などの施工が必要かもしれません。
クラック
外壁にクラックと呼ばれるひび割れが起きているときにもすぐに修繕が必要です。
見た目でひびが入っているのが塗膜なのか外壁なのかをまずは確認しましょう。
外壁本体にひびが入っている場合には外壁の張り替えなどの対応が必要です。
まだ外壁にはひび割れが到達していない場合には外壁塗装で対応できる可能性があります。
クラックがあると水が裂け目から染み込んでしまうので、いずれにしても早めの対処が必要な状態です。
シーリングの劣化
シーリングが劣化している場合は外壁塗装が必要な状況です。
シーリングは外壁材の間を埋め、雨水が建物内部に入りこまないよう守る役割を担っています。
そのシーリングが剥がれていたり、ひび割れが見られるときには劣化が進んでいる状況です。
外壁塗装ではシーリングの打ち直しができるので、症状が見られたときには早めに施工を依頼しましょう。
外壁塗装のことなら外装リフォームプロへご相談ください!
外壁塗装は色を塗り替えてイメージを変える、見た目を綺麗にする工事と思われがちです。
実際には外壁材を保護するために非常に大切なメンテナンスなので、約10年に1度を目安に施工をしましょう。
塗料による防水性の回復の他、ひび割れなど傷んだ部分の補修もしてくれますよ。
外壁塗装を成功させるためには塗装業者選びが一番大切です。
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