外壁塗装では値段交渉が可能?交渉はどうやってする?
投稿日:2023.5.6更新日:2023.9.4
外壁塗装は、建物の美観や耐久性を保つために必要なメンテナンス作業です。
しかし、その費用は決して安くないので、できればコストを抑えたいですよね。
外壁塗装の費用を少しでも抑えるために、値段交渉をすることを考える人もいるかもしれません。
外壁塗装では値段交渉は可能なのでしょうか。
また、具体的にどのように交渉をすればいいのでしょう。
この記事では、そんなお悩みを解消します。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひご覧ください(^^)/
そもそも外壁塗装は値段交渉できる?
結論から言うと、外壁塗装は値段交渉が可能、と言えます。
しかし、外壁塗装の値段は素人判断で決めるものではありません。
それらの費用は、職人の技術や塗装に使う塗料の品質に直結するため、安い金額で塗装工事を行うことは困難です。
あまりにも安い値段で提供される外壁塗装の場合、塗料や職人の技術に問題がある可能性があるかもしれません。
また、塗装業者によっては、値段交渉を受け入れてくれない場合もあります。
その場合は業者を変えるか、値段交渉にこだわるのをやめるか、よく見極める必要があります。
ただ、最初に出してきた見積もりがそもそも安い場合もあるでしょう。
信頼できる塗装業者であれば、なぜ値段交渉を受け入れることができないか納得のいく説明をしてくれるはずです。
いずれにしても、外壁塗装は建物にとって重要なメンテナンス作業なので、信頼できる業者に依頼することが大切です。
さらに、外壁塗装の費用を抑えるためには、タイミングを見計らうことも重要です。
外壁塗装は季節によって値段が変動する場合があります。
一般的に、春や秋に塗装する方が多いため、夏や冬に依頼すると、値段が割高になる可能性があると言えるでしょう。
以上のように、外壁塗装の値段交渉については、適正価格を見極めることや信頼できる業者の選択、タイミングの見計らいなど、注意すべきポイントがあります。
これらのポイントを踏まえたうえで、適切な外壁塗装を行い、建物を長持ちさせることが大切です。
どのように外壁塗装の値段交渉をすればよいか
外壁塗装の値段交渉をする際には、以下のポイントに注意しましょう。
複数の塗装業者から見積もりを取る
まずは、複数の業者から見積もりを取りましょう。
そうすれば、こちらに専門的な知識がなくても、外壁塗装の適正な費用が提示されているかどうかをある程度見極めることができます。
大切なのは市場相場を知り、値引き交渉の際に有利な立場に立てるようになることです。
複数の塗装業者から見積もりを取ることのメリットはほかにもあります。
見積もりを取ることで、各業者の価格設定やサービス内容を比較することができ、最適な業者を選ぶことができます。
費用だけでなく、業者が提供する保証やアフターフォローについても確認して、必要な情報を得るようにしましょう。
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競合他社の価格を伝える
外壁塗装の見積もりを複数取った場合、競合他社が提示した費用を伝えることで、こちらに交渉余地が生まれます。
ただし、値引きしてほしいという気持ちが強すぎるあまり、虚偽の情報を提示しないように注意しましょう。
相手は外壁塗装の専門業者ですから、素人が提示した費用の情報が虚偽のものかどうかはいずれわかるものです。
そうするなら、信頼関係が損なわれるだけでなく、トラブルの原因にもなりかねません。
説明を求める
見積もりに含まれる工程や材料の詳細について、しっかりと説明を求めましょう。
施工内容や使用材料によって、費用が変動します。
そのため、詳細な説明を聞くことで、不要なコストを省ける可能性があります。
質問をする
外壁塗装の見積もりを受けた際に、気になる点や疑問に思った点があれば、遠慮なく質問をしましょう。
質問をすることで、不安や心配が解消され、より納得した上で業者を選ぶことができます。
また、そうすることで、業者とのコミュニケーションがスムーズに進み、値段交渉にも繋がりやすくなります。
交渉時期を選ぶ
値段交渉をする際には、塗装業者にとって仕事のピークとなる季節を避けるようにしましょう。
外壁塗装の場合は、春から秋にかけてがピークシーズンとなりますので、この期間は交渉が難しくなることがあります。
そのため、ピークシーズンを避けた時期に行うことをおすすめします。
例えば、年末年始やお盆休みなど、業者にとって仕事の少ない時期に値段交渉をすることで、こちらの希望が通りやすくなる可能性があるでしょう。
ただし、値段交渉をする場合でも、業者にとって無理な値引きはできないことを忘れてはいけません。
「適正価格から大幅に値下げすることは難しい」と最初から考えたほうが交渉はスムーズに進みます。
業者としても利益を確保しなければならないため、ある程度の値引きは可能な場合があります。
ですが、極端な値引きを要求することで、外壁塗装の施工品質が低下したり、余計なオプションを勧められたりすることがあるため、注意が必要です。
外壁塗装の値段交渉をしたあとに注意すべき点
外壁塗装を依頼する際に、塗装業者が仮に値段交渉に応じてくれたとしても、それで安心していてはいけません。
まず、業者が値段交渉に応じてくれた場合には、どのような理由で値引きをしてくれたのかを確認することが重要です。
よくある理由には、工期が長い場合や、オフシーズンに仕事を受けるためなどがあります。
これらは、正当な理由になるため問題にはなりませんが、値引きの理由によっては注意が必要です。
残念ながら、業者の中には、値段交渉に応じて施工内容に関して手抜きをしたり、工程を短縮したりする場合があります。
また、本来受けられるべきサービスが削られる場合もあります。
例えば、外壁塗料の種類や厚みが減らされたり、必要な下地処理が省略されたりすることがあるかもしれません。
このような場合、外壁塗装全体の品質が低下することになり、長期的に見ればメンテナンス費用や他のコストが増えてしまうことになってしまいます。
また、値段交渉に応じたからといって、その後に発生する追加工事についても値引きしてくれるとは限りません。
追加工事が必要になった場合は、別途費用が必要になることがあります。
双方の受け止め方の違いによるトラブルを防ぐため、事前に業者との認識を確認し、必要に応じて追加費用についても交渉するようにしましょう。
以上のように、塗装業者が値段交渉に応じた場合でも、施工内容や追加工事については慎重に確認する必要があります。
外壁塗装の値段交渉に成功したからと言って、「あとはすべて業者におまかせ!」という訳にはいきません。
施工内容を把握してすべての工程が確実に行なわれているかを見守ること。
少しでも疑問に思うことがある場合は都度業者に確認し、コミュニケーションを欠かさないことが大切です。
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