外壁塗装の相場は?相場より安く抑えるコツもご紹介!
投稿日:2022.10.24更新日:2023.9.4
外壁塗装を検討する時に、最も気になることは費用ではないでしょうか。
外壁塗装というのは人生で何度も経験するものではないので、見積書を見ても「適正価格であるか判断できない」ということもあるでしょう。
外壁塗装の費用というのは、「塗装面積によって違う」「使用する塗料によって違う」など、様々な要因によって変動するものなので、実は相場がわかりにくい工事なんです。
失敗しないように必要な工事を把握し、それに見合った費用相場を知って信頼できる塗装業者に依頼しましょう。
この記事では、外壁塗装の費用相場はいくらなのか、また、相場より安く抑えるコツについて詳しくご紹介します!
外壁塗装の費用相場
外壁塗装というのは様々な要因によって変動する為、あくまで目安ではありますが、外壁塗装の相場は30坪のお住まいで約70~100万円と言われています。
塗装業者やお住まいの状況などにより、費用に差はでてきます。
まずは大まかな相場として、この金額を中心に考えましょう。
坪数ごとの外壁塗装の費用相場
一般的なお住まいの大きさである30坪の費用相場をお伝えしましたが、他の坪数ではどうでしょうか。
以下に10~100坪の平均費用相場をご紹介します。
あくまで目安ですので、参考程度になさってください。
坪数 | 相場 |
10坪 | 約25~30万円 |
20坪 | 約50~70万円 |
40坪 | 約90~120万円 |
50坪 | 約120~150万円 |
60坪 | 約150~180万円 |
70坪 | 約180~210万円 |
80坪 | 約210~240万円 |
90坪 | 約230~270万円 |
100坪 | 約260~300万円 |
上の表のように10坪増えるごとに約30万円ほど高くなる傾向にあります。
一般的な30坪のお住まいで約70~100万円、それ以外の坪数でも約100~150万円ほどと覚えておきましょう。
外壁塗装の費用相場が分かりにくい理由
「この費用相場はあくまで目安です」「状況により価格は変動します」とお伝えしてきましたが、その理由について解説します。
外壁塗装というのは、そのお住まいごとによって使われている材料や劣化症状が異なります。
例えば、ひび割れのない外壁と、ひび割れが10カ所ある外壁なら補修費用が変わります。
外壁塗装では塗装だけでなくひび割れ補修やシーリング工事など劣化部分の補修も行います。
その症状はお住まいごとに異なりますので、補修費用も変わるのです。
また、外壁塗装はどのお住まいにも同じ塗料を使うわけではありません。
ウレタン塗料、シリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素塗料、無機塗料と沢山の種類があります。
グレードが高い塗料ほど費用は高くなります。
相場が分かりにくいことにより不便に感じるかもしれませんが、それだけお住まいごとにふさわしい施工内容、塗料があるということです。
費用はもちろん、それらの要素も希望通りに塗装してもらえる業者を選びましょう。
業者の規模により、費用が変わる!?
外壁塗装を行う業者は大きくわけて3種類あり、依頼する業者によって費用が大きく変わることもあります。
①大手工務店
大手工務店はブランド力があるので、安心できるイメージですよね。
塗装以外の補修工事も併せて依頼できるというのもメリットの1つでしょう。
ただ、作業によっては下請けや孫請けに仕事を回すことがあります。
その場合は中間マージンという仲介手数料がかかり、費用が膨れ上がる可能性が。
他社よりも数万円~数十万円高くなることも珍しくありません。
②大手塗装業者
塗装を専門に行う業者で、塗装については信頼できます。
しかし、塗装以外の補修工事については苦手としていることが多いので、下請けや孫請けに仕事を回すことがほとんどです。
そうなれば大手工務店と同様に仲介手数料によって費用が膨れる恐れがあります。
苦手としている補修もやります、という業者だとすると、質の低い工事になってしまう可能性があります。
「補修した場所が目立っている」「補修したのにすぐ雨漏りが起きた」ということにもなりかねません。
塗装以外の補修工事が多い場合には避けるべきかもしれません。
③地域密着店
「地域の方の役に立ちたい」と考えている業者が多く、丁寧な施工をしてくれる可能性が高いです。
一度依頼したらいつでも気軽に相談できる、お住まいのかかりつけ医のような存在になってくれるでしょう。
完全自社施工である業者が多いので、仲介手数料という余計な費用がかからないのもメリットの1つです。
ただ、あまり有名ではない業者もあるので、大手よりも見つけにくいかもしれません。
そんな時は一括見積もりサービスを使って、地域密着店を紹介してもらいましょう。
「一括見積もりサイトとは ~申し込みからの流れや確認すべきポイント~」は、こちらのページです。
相場より費用を抑える方法3つ
外壁塗装はできるだけ安く、質の良い工事をしてもらいたいですよね。
そこで、外壁塗装の費用を上手に抑えるポイントをご紹介します。
うまくいけば10万円単位で安くすることも可能です。
①相見積もりを取る
塗装業者を探す時に、相見積もりを取ることは基本中の基本です。
そもそも外壁塗装は「最も騙しやすい工事」と言われるほど手抜きをしやすく、費用を水増ししやすい工事として知られています。
もちろん、多くの塗装業者はきちんとした施工をしてくれますが、悪徳業者を選んでしまうと結果的に損をしてしまう可能性があります。
見積もり書を見て「こんなものなのかな」と、よくわからないまま契約してしまうと失敗するかもしれません。
そうならないように、相見積もりがオススメです。
外壁塗装はお住まいごとに補修内容が異なり、使用塗料によっても費用が異なるものです。
定価というものがないものですから、業者によって見積もりも全く違います。
複数の見積書を見比べることによって、マイホームにかかる工事費用や適切な施工方法が見えてきます。
「外壁塗装の業者選びのポイントとは?悪徳業者が多いのはなぜ?」は、こちらのページです。
②屋根と外壁は同時に施工する
屋根塗装でも外壁塗装でも、足場を設置します。
足場代は一般的な大きさのお宅で約20万円かかります。
「今回は屋根、外壁は次回」と別々にメンテナンスをするとなると、その都度足場代がかかって大変勿体ないです。
屋根、外壁のメンテナンスを1度に行えば、足場を組むのも1回で済みます。
足場代が高いな、と思って足場を簡易的なものにしてもらうことはオススメできません。
足場は職人の安全性を保ち、効率良く質の高い工事をしていただく為に欠かせないものです。
安定した足場があることで、職人が持つ技術を最大限発揮することができます。
③自治体の補助金を活用する
地域の自治体が外壁塗装の工事を負担する制度を実施している場合があります。
補助金・助成金を受け取ることができれば、施工費用を抑えられます。
補助金額は自治体によって異なりますが、リフォーム金額の5~10%(上限10~20万円)ほどが多いです。
「外壁塗装に助成金・補助金が利用できる!?受け取る方法や条件を解説!」はこちらのページです。
相見積もりのご相談は外装リフォームプロへ!
外壁塗装は決して安い買い物ではありません。
せっかくなら安く、質の高い工事をしてもらいたいですよね。
その為には優良業者選びが最初の1歩です。
外装リフォームでは最大5社、優良企業のみを厳選してご紹介します。
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