外壁塗装の失敗例
外壁塗装の色選びで失敗しない!よくある失敗例と後悔しないためのポイント

外壁塗装の最大の目的は大切なお住まいを丈夫な塗膜で保護する事ですが、色選びも醍醐味の1つではないでしょうか。
しかし、せっかく外壁塗装をしたのに「こんな色にしなければよかった」と後悔されている方もいらっしゃいます。

この記事では外壁塗装の色選びで失敗する原因と具体例、後悔しないポイントについて分かりやすくご紹介します。
お住まいの一大イベントである外壁塗装が満足のいく結果となるよう、ぜひご参考になさってください。

色選びで失敗する4つの原因

外壁塗装の色選びで失敗しない!よくある失敗例と後悔しないためのポイント (2)

外壁塗装の色選びで失敗が起こる背景には、いくつかの共通した原因があります。
その中から多くの方が陥りがちな原因について、4つご紹介します。

①小さな色見本だけで判断する

手のひらサイズのカラーサンプルと、実際にお住まい全体を覆う外壁とでは、見え方がまったく異なります。
小さな面積で見ると落ち着いた色に見えても、大きな面積になると想像以上に鮮やかに、あるいは重く見えることがあります。
この現象には「色面積効果」という心理学的な裏付けがあります。
なぜ同じ色なのに面積によって見え方が変わってしまうのか、そのメカニズムと失敗を防ぐための具体的な対策は、後ほど詳しく解説します。

②光の当たり方を考慮しない

室内の照明の下で見る色見本と、太陽光の下で見る外壁の色とでは印象が大きく変わります。
さらに、朝・昼・夕方といった時間帯や天候によっても見え方は変化します。

③周囲の景観との調和を意識しない

自分の好みだけで色を選んでしまい、街並みから浮いてしまうケースがあります。
特に閑静な住宅街や景観条例のあるエリアでは注意が必要です。

④塗装会社とのイメージ共有が不十分

「明るい感じで」「爽やかな雰囲気で」といった曖昧な言葉だけで発注してしまうと、お施主様のイメージと施工会社の解釈にズレが生じやすくなります。

こうした原因を理解した上で、具体的な失敗例を見ていきましょう。

よくある色選びの失敗例

外壁塗装の色選びで失敗しない!よくある失敗例と後悔しないためのポイント

では、実際にどのようなケースがあるのか、具体的な失敗例を見てみましょう。

ケース1.色見本と実際の仕上がりが違った

カタログや色見本で選んだときは爽やかな水色に見えたのに、実際に塗ってみると想像以上に主張の強い青色になってしまった。

お客様

もっとも多い失敗例が「仕上がりが思っていた色と違う」「もっと落ち着いたデザインになると思った」など、イメージと違うというケースです。
これは小さな色見本で色を決め、大きな外壁に塗った時に印象が変わることが原因であるパターンがほとんどです。
他にも、「屋外の自然光の下以外で色見本を見て決めた」「ツヤの有無まで考えていなかった」など、さまざまな原因が考えられます。

ケース2.景観と合わない

モダンなデザインにしたくて暗い色を選んだものの、近所は明るい色の家が多く、悪目立ちしているように感じる。

お客様

個人の好みを優先しすぎた結果、周囲の景観から浮いてしまうという失敗もあります。
閑静な住宅街に個性的な色や濃い色を選び、ご近所との調和が取れなくなってしまうケースです。

また、地域によっては景観条例や自治会のガイドラインで使用できる色に制限がある場合もあります。
事前の確認を怠ると、施工後にトラブルになることもあるため注意が必要です。

ケース3.配色がまとまらない

屋根・外壁・付帯部で色の配分バランスを誤ったのか、ごちゃごちゃとした印象になってしまった。

お客様

お住まいは目に付きやすい外壁だけでなく、屋根・軒天・雨樋・窓枠・玄関ドアなど、さまざまな部位があります。
これらの色のバランスを考えずに外壁の色だけを決めてしまうと、全体としてちぐはぐな印象になってしまいます。

また、ツートンカラーを採用する際に色の組み合わせ方や配分バランスを誤ると、意図せず野暮ったい印象になってしまうこともあります。
配色は外壁単体ではなく、住宅全体で考えると良いでしょう。

ケース4.ツヤが強すぎる

落ち着いた印象にしたかったのにツヤありを選んだせいでピカピカとした派手な仕上がりになった。

お客様

色そのものでなく、「ツヤ(光沢)」の選択で失敗するケースもあります。
塗料にはツヤあり・7分ツヤ・5分ツヤ・3分ツヤ・ツヤ消しなど複数のグレードがあり、同じ色でもツヤの度合いによって印象が大きく変わります。

ツヤありや7分ツヤなどの高いツヤを選ぶと新築のようなピカピカとした仕上がりになりますが、光の反射が強く「安っぽく見える」「派手すぎる」と感じる方もいます。
反対にツヤ消しや3分ツヤは落ち着いた質感になる一方、汚れが目立ちやすくなりがちです。
打ち合わせの際には仕上がりイメージを塗装会社に明確に伝え、色と同じくらいツヤについてもよく確認しましょう。

色選びを失敗しないためのポイント

色選びで失敗してしまった (1)

後悔のない外壁塗装のために、知っておきたい色選びのポイントを以下にまとめました。

カラーシミュレーションを活用する

小さなカラーサンプルだけでお住まい全体の配色バランスをイメージするのは難しいでしょう。
そんなときに役立つのが、塗り替え後を可視化するカラーシミュレーションです。

実在するお住まいや建物の画像を使用して色合わせをするため、よりリアルさを感じることができ、全体のイメージを掴みやすくなるでしょう。
「頭の中で思い描いていたイメージと違う」といった大きな失敗も起きにくくなります。

また、web上のシミュレーションなら北欧風、モダン、南国風といった色々なデザインにもチャレンジできて楽しみが広がります。
以下のページにて、実際にカラーシミュレーションを試すことができますので、色選びのご参考になさってください。

外装リフォームプロの
カラーシミュレーションはこちら

色見本の見方(面積効果・屋外確認)

カタログやカラーシミュレーションで大体の色を絞っても、最終的に色を決定する際にはA4サイズの色板などのできるだけ大きいサイズの色見本がないか、塗装会社に確認してみましょう。

カタログだけを見てみると、色見本はとても小さいものなので、実際の仕上がりをイメージするのは困難です。

一例として、以下の画像をご覧ください。

明るい色

暗い色

外装リフォームプロ

左の大きな長方形の方がより明るく鮮やかに、右の大きな長方形の方がより暗く見えませんか?
これを色の面積効果といいます。

一般的に、面積が大きくなるほど明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに見える傾向があります。
小さなサンプルで「ちょうどいい」と感じた色は、実際の外壁では想定より明るく派手に仕上がることがほとんどです。

色の面積効果

  1. 明るい色:大きい面積の方が明るく(鮮やかに)感じる
  2. 暗い色:大きい面積の方が、暗く(濃く)感じる

外壁塗装で色を選ぶ際は、明るい色を選ぶ際にはワントーン暗めを選び、暗めの色を選ぶ際にはワントーン明るめの色を選ぶことをおすすめします。

また、色は屋内と屋外でも大きくイメージが異なります。
塗装をするのは屋外の外壁なので、色を決定する前に必ず屋外でも色見本を確認してみましょう。
時間帯や天気よって色の印象も変わるので、できれば朝・昼・夜、晴れ・曇りと状況別の印象もチェックしておくと安心です。

塗装会社に確認しておきたいこと

外壁塗装の色選びで失敗しない!よくある失敗例と後悔しないためのポイント

色選びに失敗しない為に、塗装会社に相談しておくと安心な点についてもご紹介します。
打ち合わせの際にぜひ確認してみてください。

自宅写真を利用してカラーシミュレーションは出来るか

塗装会社によっては、実際に施工するご自宅の写真を撮影し、カラーシミュレーションができるサービスを用意しています。
サンプルの写真や画像と、自宅写真を使ったシミュレーションとでは、仕上がりイメージの精度が大きく異なるので、可能かどうか確認してみましょう。

同じ配色で塗装をした建物の写真はないか

色の方向性が決まってきたら、同じ配色で塗装をしたお住まいの写真がないか確認してみてください。
まったく同じでなくても、近い事例があれば、仕上がりのイメージがしやすくなります。

塗装会社によっては写真だけでなく、実際に塗装をしたお住まいが近所にある場合もあります。
施工実績の多い塗装会社ほど、多くの事例を紹介してくれるでしょう。

外壁に試し塗りはできるか

小さな色見本よりもA4サイズの色板の方がイメージがしやすくなりますが、さらに外壁に試し塗りをしてもらえれば、より仕上がりの印象がわかりやすくなります。
塗装会社に塗料の在庫がある場合など、試してくれる場合があるので確認してみましょう。

色選びも相談できる塗装会社を選ぼう

外壁塗装の色選びは、単にお住まいに好きな色を塗るだけの工事ではありません。
面積効果やツヤの違い、周囲の景観との調和、お住まい全体の配色バランスなど、考慮すべきポイントは多岐にわたります。
だからこそ、色選びの相談に親身にのってくれる塗装会社を選ぶことが、失敗しない外壁塗装の第一歩になります。
色選びに不安がある方は、複数の塗装会社に相談し、提案内容や対応の丁寧さを比較しながら、自分の理想を一緒に形にしてくれるパートナーを見つけましょう。

なお、外装リフォームプロでは地元での施工実績が200棟以上、塗装技能士などの資格を保有する、経験や知識の豊富な塗装会社のみをご紹介しています。
ご相談やお見積りだけでも大歓迎ですので、塗装会社選びにお困りの際は、ぜひ当社にご相談ください。

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