雨音がうるさい!原因はどこ?対処方法・リフォームについても解説!
投稿日:2025.1.27更新日:2025.1.29
「屋根からの雨音が気になって眠れない」
「仕事や勉強に集中したくても雨音が気になる」
「ポタポタと雨の音が大きくて子供が寝られない」などのお悩みはありませんか?
雨音の原因は屋根や庇、雨どいが原因になっているケースが多く、メンテナンスやリフォームで解消される場合がほとんどです。
建材の不具合によって雨音が大きくなっている場合はお住まい自体を傷めることにも繋がりかねないので、できるだけ早めに対処することをおすすめします。
今回は雨音が大きい原因や対処方法について詳しく解説します。
雨音はストレスに直結するので、できることがないか確認してみてください。
雨音が大きい原因とは
雨音がうるさく感じる原因はさまざま考えられますが、屋根材や建物自体にあることがほとんどです。
まずは雨音がなぜ大きく感じるのか、その原因を紹介します。
屋根や庇が音を反響させる金属製
トタン屋根やガルバリウム鋼板屋根、金属製のトタン屋根を葺いている場合、材質の特性上、音が大きく発生してしまいます。
大雨の日はまるでお住まい全体が楽器になったかのような騒音が発生する場合もあります。
ベランダ屋根などのポリカーボネート屋根
ベランダやテラスの屋根にはポリカーボネートという素材が用いられているお住まいが多いです。
紫外線に強い・温度差に強いと耐久性が高いメリットのある素材ですが、薄くて軽い素材のため、音が大きく反響します。
雨どいの不具合
雨どいは屋根に降った雨水を地面や下水へと静かに導く役割をしています。
しかし、砂や埃、ゴミが詰まってオーバーフローを起こすと高いところから雨水が落ち、ボタボタと大きな雨音が発生します。
詰まりの他、雨どいが外れていたり歪んだりと正常に雨水が流れない場合には雨どいの途中から雨水が落ち、地面や庇などに勢いよく当たって騒音を起こします。
雨音の原因が建物の不具合の場合、放置厳禁!
雨音の原因を調べてみて、雨どいや屋根など、建材に不具合が起こっている・雨漏りしている場合は放置厳禁です。
外装の不具合を放置し続けると雨漏りや大きな工事が必要になるリスクがどんどん高くなります。
特に雨漏りは湿った木材を好むシロアリを呼び寄せたり、漏電や火災に繋がったりと、大変危険な状態です。
応急処置では済まさずに、被害が広がらないよう早めに業者に工事を依頼しましょう。
雨音の原因が分からない場合は?
雨音の原因は外装や屋根裏がほとんどなので、ご自身で調べるには限界があるかもしれません。
「屋根など高所が原因かも」と思っても、脚立や梯子を使ったり、窓から身を乗り出したりと危険な行為はやめておきましょう。
ほんどの場合、外装リフォーム業者は無料でお住まい全体の調査を行ってくれます。
「雨音が気になるので家を見てほしい」という相談も多いので、気兼ねなく問合せてみましょう。
雨音がうるさいと感じた場合の対処方法
雨音の原因が分かっている場合はここで紹介する対処方法を試せるか確認してみてください。
原因が何か判断できない場合はリフォーム業者にお住まいの状態を見てもらうといいでしょう。
静音シートや断熱材などを張る
庇に雨水が落ちて大きな音が発生している場合は人工芝や静音シートを張ると軽減できます。
屋根の場合は断熱材などの下地を入れることをご検討ください。
下地を入れることで振動や音を軽減するだけでなく、冬は暖かく、夏は涼しい断熱効果にも期待できます。
雨どいの不具合を解消する
雨どいの水の流れが正常ではなく、途中から雨水が溢れる場合はできるだけ早めの対処をおすすめします。
ボタボタと大きな音がするだけでなく、高い所から落ちて強く跳ね返った雨水が外壁や基礎を傷めてしまうからです。
詰まりが起こっている場合はゴミなどを除去し、歪みや破損は交換・補修を業者に依頼しましょう。
お住まいの近くに高い木がある場合は落ち葉除けネットの設置もご検討ください。
遮音効果のある塗料で屋根塗装をする
屋根用塗料の中には、あまり種類が多くはありませんが遮音性を持つ製品があります。
屋根の色褪せやコケが気になっている、新築や前回の塗装メンテナンスから10年以上経過している場合は屋根塗装を依頼し、使用塗料には遮音性のある製品が使えないか業者に相談してみましょう。
ポリカーボネートの屋根を替える
ベランダやテラスの上にある屋根が雨音の原因となっている場合は厚手のポリカーボネートに替えるという方法があります。
また、素材を替えるのではなく屋根の配置や角度を変えることで問題が解消されることもあるので、検討してみてください。
屋根材を葺き替える・重ね葺きをする
屋根の素材によって雨音が大きい場合は屋根材を替えることも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
特に薄く軽量なトタン屋根、雨音の対策が施されていないガルバリウム鋼板屋根だとどうしてもボタボタと大きな音が発生します。
最近では雨音の対策が施されているガルバリウム鋼板屋根や断熱材一体型の屋根材など、たくさんの製品が登場しています。
屋根を替えることで暮らしが快適になるケースが多くなっているので、雨音が気になる、屋根を一新させたい場合は業者に相談してみるといいでしょう。
まとめ 原因に合った対策をして住みよい環境に!
大きな雨音の原因は屋根の素材、雨どいなど建材の不具合など、さまざまなケースが考えられます。
原因に合わせて屋根の葺き替えやカバー工法をする、不具合の修理をするなど対策をすれば静かになるだけでなく、お住まいの耐久性や断熱性も向上できる場合があります。
まずは業者に詳しい原因を調べてもらい、どんな対処が適切で費用はいくらか見積もりを出してもらいましょう。
なお、当社、外装リフォームプロはお住まいの問題を解消する、地元の優良外装リフォーム業者を最大5社紹介しています。
複数の業者から見積もりを取れば、どのような工事がベストなのか、適正価格はいくらかと比較検討ができます。
見積もりを取った後にキャンセルされる場合は当社から業者へ連絡することも可能です。
お住まいのことでお困りごとがございましたら、お気軽にお問合せください。
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