台風で屋根に被害が!火災保険は適用される?条件や請求の流れ

投稿日:2024.8.31

台風が通過すると屋根が飛ばされたり雨漏りが生じる場合があります。

台風によって屋根に損害を受けた際、修理工事にかかった費用は保険が適用される可能性が高いです。

では、どんな場合に火災保険が適用されるのか、請求方法、注意点などを詳しく解説します。

 

火災保険は『風災』も対象!

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火災保険は火災だけの補償だけでなく、台風・風災、大雨・水害、落雷などの自然災害にも対応しています。

台風による強風により、お住まいの屋根瓦が飛散したり、雨樋が破損した場合には火災保険の風災補償が適用される可能性があります。

台風で屋根に被害が生じたことが分かった際には契約している保険会社に保険金の申請をしましょう。

なお、何度申請をしても保険料が上がることはありませんのでご安心ください。

 

台風による屋根への被害が補償対象となるケース

では、具体的にどのような被害が補償対象となる可能性があるのか、その一例を紹介します。

・強風で屋根瓦が飛散した

・飛来物が屋根に当たって穴が空いた

・台風が原因で雨漏りが起こった

・台風が原因で漆喰や雨樋が毀損した

・台風が原因で棟板金が浮いた、飛散した

この他にもさまざまなケースがありますので、対象となるかどうかはご加入されている保険会社に確認しましょう。

 

火災保険が適用される条件

台風で屋根に被害が!火災保険は適用される?条件や請求の流れ、注意点を解説!

火災保険に加入していれば、必ずしも台風の被害が補償されるわけではありません。

どのような条件があるのかチェックしてみましょう。

 

契約内容に風災補償・対象が『建物』が含まれているか

台風による損害で火災保険が適用される条件は加入している保険によって異なります。

最近では補償内容を自分で選べる火災保険も増えてきました。

台風の被害は風災補償の契約は必須ですので、加入されている火災保険に風災補償が外れている場合は対象とはなりません。

 

また、火災保険は『建物と家財』『建物のみ』『家財のみ』と選択します。

屋根の被害は建物ですので『家財のみ』の保険であれば補償はされません。

 

免責金額以上の損害

火災保険に免責金額の設定がされていると、損害額が免責金額以上でなければ補償されません。

免責金額にはフランチャイズ方式と免責方式の2つがあります。

昔の契約に多かったフランチャイズ方式だと、20万円未満の損害には保険金が支払われず、20万円以上の損害額だと全額保険金が支払われます。

最近の契約に多い免責方式では損害額に関係なく受け取れる保険金は損害額から免責額を引いた金額が支払われます。

一例として、免責金額が5万円として損害額が20万円だと15万円。損害額が30万円だと25万円が保険金としてしはらわれます。

 

3年以内に申請する

保険金の請求には期限があり、一般的には3年以内としています。

それほど急ぐ必要もありませんが、請求は忘れずに行いましょう。

 

経年劣化は補償対象外

築後40年前後が経過している屋根の場合、台風が原因ではなく経年劣化が原因と保険会社が判断することが多いです。

火災保険は突然の事故や災害によって受けた損害を補償するものであるため、経年劣化は対象外となっています。

 

屋根材をグレードアップする場合、差額は自己負担

基本的に今の屋根材を再調達し、元に戻すという場合に保険が適用されます。

そのため、同じ屋根材での交換、または屋根前面を葺き替える工事が対象です。

例えば現在の屋根がスレート屋根であり、それよりも品質が高く断熱性も備わった金属屋根に葺き替えることや既存の防水シートより耐久性が高いものを使用する場合は差額は自己負担になります。

 

火災保険請求フロー

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では実際に台風によって屋根に損害を受けた場合、どのように保険金を受け取るのか大まかな流れを紹介します。

 

①保険会社に連絡をする

加入している保険会社に台風によって被害を受けたことを連絡しましょう。

その際、契約者氏名・保険証券番号・被害箇所・被害状況を伝えるとスムーズです。

 

②必要書類を受け取る

保険会社から保険金の請求に必要な書類が送付されるので受け取ってください。

この時、書類の内容をしっかりと確認しておきましょう。

 

③修理業者に見積もりをお願いする

保険金を申請するためには見積書や被害状況が分かる写真が必要になるので、修理業者に見積もりをお願いしましょう。

ご自身で屋根に上るのは落下事故の危険があるので、必ず屋根修理業者に撮影してもらってください。

修理業者が決まっていない場合は外装リフォームプロにご相談いただければ地元の修理業者を最大5社紹介いたします。

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④必要書類を提出する

必要書類を記入、用意して保険会社へ提出しましょう。

書類は保険金申請書、工事の見積書、被害の状況が分かる写真などが必要になります。

 

⑤保険会社による鑑定人の調査

鑑定人が被害に遭ったお住まいを調査します。

送付していた申請書類や調査結果をもとに保険金の支払い対象の審査が行われます。

大体2週間程度と言われていますが、台風の際は他のお住まいにも被害が出ているでしょうから、それ以上日数がかかる場合もあります。

 

⑥保険金の入金

指定した銀行口座に保険金が支払われます。

 

スムーズな申請にはプロの協力が必須

前の項目で紹介した請求フローは簡単に見えるかもしれませんが、実際はそう簡単に進まないでしょう。

台風で心身ともに疲れている中、厄介なことは無しにスムーズに進めたいですよね。

 

スムーズな申請には火災保険を使った施工実績のある業者に見積もりを依頼する方が良い結果になるでしょう。

経験豊富な業者なら、どのような写真を撮れば良いか分かっていますし、書類記入のサポートもしてくれます。

 

修理業者をお探しの際は外装リフォームプロへご相談ください!

屋根工事を成功させるためには、何よりも業者探しが最大のポイントです。

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