屋根の上に太陽光パネルが!最適な塗装方法は?
投稿日:2023.11.7更新日:2023.11.7
太陽光パネルが設置されていると屋根塗装が難しいのではないかと思っていませんか?
「屋根の塗装時期をしてほしいけど、太陽光パネルがある場合はどうなりますか」というご質問をよくいただきます。
この記事では太陽光パネルが設置された屋根の最適な塗装方法についてまとめました。
屋根塗装を依頼する際のポイントについても紹介するのでご参考になさってくださいね。
太陽光パネルが設置されている屋根を塗装する3つの方法
太陽光パネルが乗っている屋根も塗装は可能です。
太陽光パネルのある屋根には塗装方法が3通りあります。
それぞれの方法の特徴を詳しく見ていきましょう。
太陽光パネルを撤去して塗装
まずは太陽光パネルを完全に撤去してしまって屋根塗装をする方法です。
太陽光パネルの耐用年数は17年程度なので、もう撤去したい、または新しいパネルを設置したいという場合は撤去後に塗装をしましょう。
太陽光パネルを撤去すれば通常通りの屋根塗装が可能です。
太陽光パネルを脱着して全体を塗装
太陽光パネルをそのまま使用したい時には、一度脱着して屋根塗装をする方法もあります。
太陽光パネルを取り外し、屋根塗装を終えてから再設置する方法です。
まだ太陽光パネルを設置してからあまり期間が経っておらず、使い続けたい場合はこの方法がベストです。
ただ、太陽光パネルの脱着には数十万円の費用がかかるのが一般的です。
3つの方法の中で最も費用がかかります。
太陽光パネルがない部分だけ塗装
太陽光パネルが乗っていない部分だけ塗装する方法が最も簡単です。
3つの方法の中で一番費用が安くて済む方法なので、よく選ばれています。
費用を抑えられる理由は、太陽光パネルの脱着の費用がかからないことに加え、塗装する面積が狭いからです。
ただし、太陽光パネルの下は塗装されないので塗膜が劣化して雨漏りなどを起こすリスクがだんだんと高くなります。
この方法で塗装をした場合、次回の屋根塗装では太陽光パネルを取り外して屋根全体を塗装した方が安心です。
太陽光パネルが設置されていて屋根塗装をする場合のポイント
太陽光パネルが乗っている屋根を塗装するときには注意点があります。
屋根塗装を依頼するときのポイントをまとめましたので、1つずつ確認してみてください。
保証の有無の確認
太陽光パネルを継続して使用する場合には保証対象外になる可能性があるので保証内容を確認しましょう。
施工中に傷を付けたり、取り外しによって不具合が生じた場合、メーカー保証や施工会社の保証が適応されなくなる場合があります。
取り外しの工程を太陽光パネルの施工会社に依頼すれば保証内になる場合もあるので、施工会社に問い合わせて確認するのが確実な方法です。
場合によっては塗装業者と連携を取ってもらわないと保証がなくなる可能性もあります。
依頼する業者は慎重に選びましょう
屋根塗装を依頼する業者にも注意が必要です。
太陽光パネルが設置された状態での屋根塗装の施工実績が豊富な塗装業者に依頼しましょう。
知識がない業者が施工すると、太陽光パネルに乗ったり、道具をぶつけたりして破損させてしまうリスクが高くなるからです。
また、万が一、屋根塗装による破損があった際には弁償してもらえるように交渉しておきましょう。
施工前の写真を撮影してもらい、施工後も撮影して報告してもらうようにすれば安心です。
屋根塗装業者に太陽光パネルを取り外して再設置してもらう場合には、取り外しと設置の作業の間に破損するリスクがあります。
この場合にも写真で状態を記録してもらいましょう。
技術的に不安がある場合や保証の問題がある場合には、太陽光パネルの施工会社に連絡をして対応してもらうと安心です。
太陽光パネルには高圧洗浄はしない!
一般的に、屋根塗装では塗装前に高圧洗浄機で屋根の汚れを除去します。
せっかくなので高圧洗浄で太陽光パネルの表面もきれいに洗ってもらいたいと思うかもしれません。
汚れていると発電量が下がるのでもっともな考え方です。
しかし、水にはカルキが含まれているので、高圧洗浄をした後に白い粉が付いてしまってなかなか落ちずに困る場合があります。
特に水の硬度が高い地域ではトラブルが起こるリスクが高いので太陽光パネルは洗浄せず、ビニールシートなどで養生してもらいましょう。
汚れが気になっている場合には太陽光パネルの施工会社に連絡して対応してもらうのが賢明な判断です。
養生をすると発電量が低下します
前述したように、太陽光パネルが設置されたまま塗装をする場合には養生を行います。
太陽光パネルを養生をする時、シートで表面を覆うことになるため、発電量が低下します。
使用するシートの透明度が高い方が発電量の低下を抑えられるので、業者にどのような養生をするかを確認しましょう。
なお、屋根塗装は一週間くらいかかります。
その間、ブルーシートのようにほとんど光を通さないシートで養生してしまうとほとんど発電しなくなってしまいます。
透明なシートで養生してもらうことも可能か、業者に確認しましょう。
施工後の動作確認
屋根塗装を終えたら太陽光パネルの動作確認をしましょう。
太陽光パネルを乗せたまま施工した場合にも、取り外した場合にも動作確認は重要です。
屋根塗装の前後で発電量が変わってしまうことがあります。
施工後に発電量が下がることは多いので必ず確認しましょう。
例えば、養生が不十分でパネル表面に塗料が付着してしまったために発電量が低下することがあります。
また、太陽光パネルを取り外して再設置した場合には、設置角度がずれていて発電量が低下する場合もあるので注意が必要です。
屋根塗装が終わった後にまったく発電されないといったトラブルも起こり得ます。
動作確認をして不具合があった場合には、塗装業者と太陽光パネルの施工会社に連絡をして対応してもらいましょう。
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