2回目の外壁塗装!いつする?成功するためのポイントとは?
投稿日:2024.7.1更新日:2024.7.2
「過去に外壁塗装をしたことがあるから、次も同じ費用、流れだろう」と思っている方が多いです。
同じ建物の工事だから、そう思うのも不思議ではありません。
しかし、実際には1回目より費用が高くなる場合がほとんどで、補修箇所も増えるでしょう。
建物は人間と同じで、年月が経てば経つほど直すべきところが多くなるからです。
今回は、2回目の外壁塗装でどのような点を注意すべきか、紹介します。
「そろそろ2回目の外壁塗装かな」と思ったら、ぜひご参考になさってください。
2回目の外壁塗装の注意点
2回目の外壁塗装が1回目に比べ、注意すべき点が多くなります。
ここでは2回目の外壁塗装の注意点を3つに分けて紹介します。
時期の見極めが難しい
2回目の外壁塗装は時期の見極めが難しいものです。
外壁塗装は塗膜が劣化してきて外壁材に悪影響を及ぼさないうちに実施することが大切です。
1回目の外壁塗装では築10年を目安にして外壁塗装をすれば良いと、建築業者から連絡がくることがあります。
2回目以降もこのようなフォローを受けられる場合もありますが、1回目の外壁塗装が建築した業者以外の場合はアフターフォローがないことも。
そのため、知らず知らずのうちに塗膜が剥がれ、外壁材の劣化も進行してしまっているかもしれません。
前回の外壁塗装との関係を考慮する必要がある
2回目の外壁塗装では前回に使用した塗料との関係を考慮する必要があります。
前回の塗料と今回の塗料の相性が悪いと剥がれや膨れが生じる恐れがあるため、慎重に選ばなければなりません。
例えば、耐用年数の長さを重視してフッ素系塗料で外壁塗装をした場合、ツルツルとしているので別の塗料と相性が合わず、塗料が定着しにくくなることがあります。
同じ種類の塗料を使用すれば問題が起こることはあまりありませんが、2回目に違う塗料を使用したいと思ったときには施工が難しいことも。
塗装業者との打ち合わせでは、既存塗膜との相性が良い塗料での塗装をお願いしましょう。
費用が高くなる可能性が高い
2回目の外壁塗装は1回目と比較すると費用が高くなる場合がほとんどです。
建物は年月が経てば経つほど、劣化が進行し、補修すべき箇所が増えるからです。
2回目の外壁塗装の見積もりを取得したら想定以上に高くてためらってしまう場合があります。
しかし、先延ばしにしている間にも塗膜や外壁の劣化は進行します。
費用を抑えられるタイミングを逃してしまい、さらに費用が高くなるリスクがあるので、塗装が劣化してきたら早めに外壁塗装を決断されることをおすすめします。
2回目の外壁塗装が必要な時期の見極め方
では、2回目の外壁塗装は具体的にいつやるべきなのでしょうか。
適切な時期を見極めるのは外壁塗装を成功させるポイントの1つです。
ここでは2回目の外壁塗装を行う時期を見極める方法を紹介します。
1回目の塗料の種類と耐用年数から考える
2回目の外壁塗装の時期は1回目のときに使用した塗料製品の耐用年数によって、おおよその時期を見積もれます。
例えば、シリコン系樹脂塗料を使用した場合には約10年前後が目安時期です。
遮熱系塗料や光触媒塗料などの機能性塗料では約15年~20年が耐用年数ですが、安価なウレタン塗料では約6年~9年くらいで寿命を迎えます。
塗料自体の耐用年数は2回目の外壁塗装の時期を見積もるのにわかりやすい指標になります。
実際には外壁塗装の施工品質や環境条件によって適切なタイミングは前後するので参考として活用しましょう。
塗装の劣化症状から判断する
2回目の外壁塗装のタイミングは塗膜の劣化が見られたときに実施するのが理想です。
チョーキング現象、クラック、剥がれ、膨れ、ひび割れなどの症状が見られたときには外壁塗装をした方が良いタイミングですので、塗装業者に調査を依頼することをおすすめします。
定期的に塗装の状態をチェックして、劣化の兆しが確認できたときには外壁塗装をご検討ください。
もし、外壁自体に大きなクラックが発生しているようなら速やかに外壁補修も含めた工事を考えた方が良いでしょう。
定期的に業者に点検してもらう
外壁塗装のタイミングは塗装業者に見極めてもらう方法もあります。
定期的に業者に点検に来てもらい、外壁塗装が必要なタイミングの提案を受けて実施すると安心です。
塗料の寿命を考慮して、耐用年数に達する数年前から定期的に来てもらうと劣化が早かった場合にも速やかに対応できます。
1回の点検でも現状から考えていつ外壁塗装をした方が良いかを見積もってもらえるので、2回目の外壁塗装のタイミングが気になったときには点検を受けましょう。
2回目の外壁塗装を成功させるポイント
1回目の外壁塗装は成功でしたでしょうか、失敗でしたでしょうか。
良かったと思う点、こうしてほしかったという点を思い出し、2回目の外壁塗装を成功に導きましょう。
ここでは、あまり気が付きにくい『2回目の外壁塗装を施工させるためのポイント』を2つ紹介します。
1回目の施工内容を記録しておく
2回目の外壁塗装を成功させるには、1回目の外壁塗装の内容を記録しておくことが大切です。
特に1回目の外壁塗装で使用した塗料の情報は残しておく、または施工した業者に確認しましょう。
補修した箇所・補修方法の情報もあれば、2回目の外壁塗装の施工内容も検討しやすいのでより良い施工が可能です。
2回目の外壁塗装を相談する業者が1回目と同じならデータを持っているでしょう。
しかし、10年くらい経過するとより良い業者が見つかる場合もあります。
その際に1回目の外壁塗装の情報を伝えられるように記録しておくことが大切です。
診断を受けて外壁塗装のみで良いかを見極める
「2回目の外壁塗装をしたけれど、すぐに外壁工事をしなければならなくなった」というケースがあります。
外壁材の状態によっては塗装以外の方法が適している場合があるので、知識が豊富な業者に調査を依頼しましょう。
外壁塗装以外の施工方法は、外壁張り替え工事や新しい外壁材を上から被せるカバー工法があります。
外壁塗装のことなら外装リフォームプロへ!
2回目の外壁塗装を成功させる最大のポイントは、優良な塗装業者選びです。
知識や経験が豊富な業者にお住まいの状態を見てもらい、施工してもらうことで満足のいく工事になるでしょう。
外装リフォームプロでは、そんな塗装業者選びをサポートしています。
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