外壁塗装の失敗例
塗装工事で近隣住民とトラブルが起きた
せっかく塗装工事でお住まいを綺麗にしても、
近隣住民の方とトラブルになってしまっては、
その後住みにくくなり、工事をしなければよかった・・・なんて事になりかねません。
塗装工事で起こりやすいご近所トラブルの多くは、
「足場の設置・解体の音がうるさい」
「業者の車が道を塞いでいる」
「塗料の悪臭で体調が悪くなった」の3つです。
よくあるトラブル例1 「足場の設置・解体の音がうるさい」
塗装工事では着工の数日前に近隣住民の方に、
工事の内容やスケジュールのご案内をする場合がほとんどです。
それでも絶対にトラブルが起きないとは限りません。
事前に起こり得るトラブルの可能性を把握し、
万が一の際にも落ち着いて対応できるようにしておきましょう。
まず、騒音についてですが、塗装工事では足場の組み立て時と解体時の他、
下地処理の高圧洗浄の際に大きな音が発生します。
騒音は工事に限らず、ご近所トラブルに発展しやすい要素の1つです。
お住まいの大きさにもよりますが、足場の設置には1日、解体に半日、
高圧洗浄は1日かかります。
現在の技術ではこれらの音を無くす事はできません。
よくあるトラブル例2 「業者の車が道を塞いでいる」
続いて、業者の車が道を塞いでしまう事があります。
足場の設置、解体の際は軽トラックなどの特に大きな車が出入りする為、
車を停める広いスペースが必要です。
可能であれば、ご自宅の駐車場や通行の邪魔になりにくい場所に駐車してもらいましょう。
よくあるトラブル例3 「塗料の悪臭で体調が悪くなった」
そして悪臭により体調を崩されるケースです。
塗料には臭いの少ないものも出てきていますが、全くの無臭の塗料は存在しません。
臭いには敏感な方もいらっしゃるので、心配な場合は打ち合わせで塗料を選択する際、
できるだけ臭いの少ないものが希望である旨をお伝えください。
トラブルは避けられない…
それでもトラブルが起きてしまったら?
このように、ほとんどがどうしても避けられないトラブルの要素ですが、
ここからは実際にトラブルが発生してしまった際の対処方法についてご案内します。
主な対処方法は、「業者に対応してもらう」、
「自身で対応する」、
「住まいるダイヤルに連絡する」の3つです。
トラブルの対処法1 「業者に対応してもらう」
業者に対応してもらう場合についてですが、
まず知っておいていただきたいのは、“塗装会社に工事を依頼した場合の責任は塗装会社にある”という事です。
騒音がうるさい、臭いで具合が悪くなった、などのクレーム対応は、
全て塗装会社に任せてください。
もし賠償金が発生しても、塗装会社が支払う事になるので、
余計な費用を使う事はありません。
トラブルの対処法2 「自身で対応する」
ご自身で対応される方もいらっしゃいます。
その方が話が早い、知った顔だからわかってくれるだろうと対応し、
もし大きなトラブルになっては過ごしにくくなってしまいます。
更なるトラブルを招かぬよう、ご自身で対処するのは避けましょう。
ただし、DIYで塗装工事をした際のトラブルは対応も賠償金の支払いもご自身となるのでご注意ください。
トラブルの対処法3 「住まいるダイヤルに連絡する」
最後は住まいるダイヤルに相談する場合です。
本来は塗装会社が対応すべき問題なのですが、
塗装会社が対応してくれないなど、何かしらの理由で第三者に相談しなくてはいけない場合があります。
そのような時に役に立つのが“住まいるダイヤル”です。
住まいるダイヤルの正式名称は、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターといいます。
新築住宅、リフォーム、中古住宅などについて豊富な事例を紹介しているサイトで、
電話相談窓口の番号もサイトに記載されています。
近隣住民とのトラブルについてはもちろん、
塗装工事やリフォームなどのあらゆる問題について相談を受けています。
近所へのご挨拶回りは重要!
丁寧な対応の施工店をお探しなら
塗装工事ではどんなに配慮しても近隣の方にご不便やご迷惑をおかけしてしまうものです。
着工前のご挨拶回りは「マナーだから」という理由だけでなく、
トラブルを防ぐ為にも行った方が良いでしょう。
工事前のご挨拶回りで丁寧な対応ができる塗装会社をお探しなら、
ぜひ外装リフォームプロにお任せください。
お客様と優良塗装店の間に入り、中立な立場で最適な塗装店をご紹介しております。