ペンキ屋?塗装屋? ペンキと塗料の違いは?
外壁塗装や屋根塗装を検討している時、インターネットで調べるとペンキ屋だったり塗装屋だったり、どう違うのか。
また、塗装工事の時に塗っているのはペンキなのか塗料なのか、そんな素朴な疑問が出てくるかもしれません。
今回は、そんな疑問についてご案内します。
塗料とペンキの違い
「外壁塗装って古い壁にペンキを塗るだけでしょ?」という声を聞く事がありますが、塗料とペンキは別物です。
塗料=ペンキと紹介している記事も見かけますが、厳密には違います。
塗料とは・・・顔料や樹脂、溶剤などを混ぜて作られた材料です。
外観を美しくする為だけではなく、保護や機能を付与する役割を持っています。
ペンキとは・・・オイルペイントや合成樹脂調合ペイントの事。
植物油などで希釈されており、耐久性が低く乾燥時間も長いですが、安価で手に入りやすいです。
このような違いから、DIYで塗装をする時に「ペンキの方が安いから」と選択すると、すぐに塗膜が剥がれたり、外壁を保護するという意味ではあまり効果はありません。
外壁塗装はただ色を塗るだけではなく、外壁を守る為のバリアーを張ってあげる工事です。
耐候性、防水性、遮熱性、低汚染性、騒音対策など、塗料には様々な機能を持っています。
「ペンキ屋」と「塗装屋」は何が違うか
ペンキで外壁塗装をする会社はありません。
(悪徳業者ならわかりませんが・・・)
塗装会社でも「ペンキを塗ります」と言う職人さんがいますが、本当に塗るのは「塗料」です。
ただ伝わりやすく、言いやすい為にペンキと言っているだけであって、ペンキ屋さんは存在しません。
「ペンキ屋●●会社」というところがあっても、ペンキを塗るわけではなく、塗料を塗ってくれます。
「塗料を塗る」と「ペンキを塗る」では、ペンキの方が耳馴染みがあると思います。
また、塗料というと幅広いのでペンキを塗ると言った方が建物に何か塗るんだな、と想像がしやすいのも1つの理由です。
このような事から、イメージしやすい為に塗料の事をペンキという会社や職人がいますが、厳密にはペンキではなく塗料、というわけです。
いかがでしたでしょうか。
塗装工事には他にも「これとこれってどう違うの?」という内容や文言が出てきます。
専門用語ばかりで説明されても全くわからず、結局なんの工事をするの?という事では安心できません。
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