外壁塗装でツートンカラーに!
失敗しない6つのポイント
10年に一度の外壁塗装、せっかくなら今までとガラッとイメージを変えてオシャレにしたい!とお考えの方も多いのではないでしょうか?イメージチェンジでオススメなのはツートンカラーです。色を組み合わせることによりメリハリを出すことができ、とてもオシャレに仕上がります。ですが、色の組み合わせによっては失敗したと感じてしまうことも。ここでは、色選びのポイントや、実例をご紹介します。
失敗しない色選び6つのポイント
1.ツートンカラーの区切り方
ツートンカラーにしようと思ったとき、初めに悩むのが色の区切り方です。どの場所でどう区切っていいのか、悩んでしまいますよね。色の区切り方にはいくつかパターンがあります。ご自宅の形にあったパターンを選ぶと間違いないでしょう。
①1階ごとに分ける
ツートンカラーで一番オーソドックスな、一階部分と二階部分で色を分ける方法です。色のバランスも取りやすく、チャレンジしやすい色分けとなります。
②凹凸に合わせて分ける
ベランダやバルコニーなど、出っ張り部分の色を変える方法です。立体感が生まれ、メリハリのある印象に仕上がります。
③縦のラインで分ける
お住まいの形に合わせて縦のラインで色を分ける方法です。窓枠に合わせて区切ることもあります。縦のラインが強調され、スタイリッシュな印象に仕上がります。
④ポイントでアクセントカラーを入れる
部分的にアクセントカラーを入れ、色分けする方法です。窓枠部分や壁の一部分にアクセントカラーを入れることで、シンプルながらモダンな印象に仕上がります。
2.使用色は最大3色
ツートンカラーの区切り方が決まったら、今度は色選びです。使用する色が多くなるとごちゃついてまとまりのない印象になります。最大3色までと覚えておくといいでしょう。また、使用色の比率(バランス)も大切になってきます。
ベースカラー 70%程度 |
塗装面積が最も広い箇所に使用するカラーです。お住まいの印象を決めるとても重要な色となります。原色など奇抜な色を選ぶと浮いてしまう可能性があるので注意が必要です。 |
アソートカラー 25%程度 |
ベースカラーの次に塗装面積が広いカラーです。ベースカラーを引き立てる色となるので、相性のいい色を選ぶ必要があります。悩んだらベースカラーと同系色を選ぶと失敗がありません。 |
アクセントカラー 5%程度 |
塗装面積が最も小さくその名の通りアクセントとなるカラーです。ベースカラーやアクセントカラーとは対照的な色を選ぶと全体を引き締める効果があります。 |
3.同系色を選ぶ
色のチョイスに迷ってしまった、いい組み合わせが決まらず困ってしまった…という時、対照的な色を選んでいませんか?色にまとまりを持たせるためには、同系色を選ぶと違和感なく色がまとまります。もし対照的な色を使用したい時は、アクセントカラーで使用するといいでしょう。
4.セパレーションカラーでまとまりを!
使いたい色は決まったけど、まとまりのない印象になってしまう…。そんな悩みが出てきたら、セパレーションカラーを使用するのがオススメです!セパレーションカラーとは、2色の境界に入れるカラーのことです。セパレーションカラーを入れることでそれぞれの色が独立し、また引き締め効果もあるため色のまとまりが出やすくなります。セパレーションカラーは無彩色(白や黒)を選ぶといいでしょう。
5.景観との調和を保つ
色選びの基準として知っておきたいのが、景観との調和です。地域によっては歴史ある街並みの景観を壊さないよう、建物に使用できる色を制限している場合があります。また、近隣の住宅は落ち着いた色の外壁でまとまっているのに、一軒だけ原色を使用したお住まいなどにしてしまうと景観を乱します。近隣の方から苦情が入る場合もありますので、景観を乱すような色選びはしないよう気をつけましょう。
6.カラーシミュレーションをする
色の分け方や使用するカラーを決めたら、カラーシミュレーションで仕上がりを確認しましょう。実際のお住まいの写真を使用して色の組み合わせが確認できるので、仕上がりのイメージがしやすく、複数の色合わせを試せるのでオススメです。ただし、カラーシミュレーションを確認するディスプレイなどによって色の見え方が変わるので、あくまでも参考程度にとどめるようにしましょう。
ツートンカラーの配色例
階ごとの色分け参考例
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ブルー×ホワイト
ブルーとホワイトのツートンカラーでメリハリがある配色です。清潔感があって爽やかでオシャレ印象になりますね。
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ベージュ×ホワイト
ベージュとホワイトのツートンカラーです。自然な色の組み合わせで、ツートンカラーが初めての方でも挑戦しやすい色合わせです。
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ブラウン×ホワイト
ブラウンとホワイトのツートンカラーで優しい雰囲気になる配色です。ナチュラルな色合いで、どんな場所でも違和感なくなじみます。
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ネイビー×ホワイト
ネイビーとホワイトのツートンカラーでスタイリッシュな組み合わせです。ドアに赤をポイントで入れることでオシャレさを際立たせます。
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グリーン×オフホワイト
グリーンを使用することで目立ちすぎず、オシャレさを演出することができます。窓の周りをホワイトで囲むことで、緑がより引き立ちます。
縦ラインの色分け参考例
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ブラック×ホワイト
ブラックとホワイトで色分けを行うことで縦のラインが強調されてスッキリとした印象になります。シンプルでモダンな仕上がりがお好きな方にオススメです。
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グレージュ×ホワイト
グレージュとホワイトを縦に分けることで、周りのお住まいと違和感なく溶け込み、かつオシャレに仕上がる挑戦しやすい組み合わせです。
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ブラック×ホワイト
ブラックとホワイトで分けることでよりメリハリが強調されます。イエローのアクセントを入れることで重たくなりすぎません。
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木目×ホワイト
一部を木目調にし、ホワイトと組み合わせたパターンです。ナチュラルな木目がアクセントとなり、モダンな印象となります。
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ペールオレンジ×オフホワイト
ペールオレンジを使用した例です。明るめなカラーも薄めの色を使用すると馴染みがよく、可愛らしい雰囲気で仕上がります。茶色のドアと相性が抜群です。
凹凸に合わせた色分け参考例
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グレー×ホワイト
家の凹凸に合わせて出っ張り部分をグレーにした例です。薄めのグレーを使用することで主張が強くなりすぎず、メリハリが出てスタイリッシュに仕上がりました。
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クリームイエロー×ホワイト
ベランダ部分だけをクリームイエローにペイントした例です。イエローを入れることで明るい印象になります。
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ペールオレンジ×サーモンオレンジ
濃さの違うオレンジで印象に残る組み合わせです。薄めの色を組み合わせることで派手になりすぎず可愛い印象になります。
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木目×ホワイト
一部を濃い木目調にし、ホワイトと組み合わせたパターンです。メリハリが強調されスッキリとした印象になります。
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ブラック×ブラウン
ブラックとブラウンのダークトーンの組み合わせです。濃いめの色を合わせることでシックな印象に仕上がります。
ポイントにアクセントカラーを入れる参考例
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ブラック×ブラウン
全体をブラックで仕上げ、ポイントでブラウンを使用した例です。全体をブラックにすることで重さが出ますが、中心にある窓の周りにブラウンを使用することで重さを和らげモダンな仕上がりとなりました。
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ホワイト×ブルー
ホワイトの壁に窓の周りにブルーを配色したカラーリングです。ブルーを配色することで爽やかな印象で外国の家のような雰囲気になります。
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グレー×カーキ
グレーにカーキをアクセントとした配色です。アースカラーの組み合わせで自然に馴染み、落ち着いた印象な組み合わせです。
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ネイビー×ホワイト
アクセントで明るめのネイビーを配色した例です。一面ごとに色分けをして見る方向によって印象を変えています。
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ホワイト×ブラウン
ホワイトを基調とし、セパレーションカラーとベランダ部分にブランを使用しています。カントリー調で可愛らし仕上がりです。
まとめ ツートンカラーで外壁塗装をしようと思ったら
ツートンカラーの住まいはそれだけでオシャレで、まるで新築に買い換えたような気分を味わえますよね。せっかくの外壁塗装工事、気分を一新してツートンカラーにしよう!と思ったら、肝心なのが業者選びです。
色の組み合わせにアドバイスをしてくれたり、カラーシミュレーションでイメージを見せてくれる、対応のいい優良業者へ依頼するのが一番です。
外装リフォームプロでは地域ごとの優良業者をご紹介しています。
ツートンカラーの塗装がしたいと思ったら、まずは見積もり、現地調査無料の一括見積もりをご利用ください。
外壁塗装、屋根工事をご検討の方は、
ぜひご相談ください。