【令和6年度】栃木県宇都宮市・住宅改修補助制度
投稿日:2024.7.30更新日:2024.7.30
栃木県宇都宮市では令和6年度【住宅改修補助制度】の申請受付を開始しています。
断熱塗装(屋根塗装・外壁塗装)などの「必須工事」が10万円以上であることなどの条件を満たせば、屋外工事や屋内工事などの「選択工事」と合計した金額の10%、10万円を限度に補助金が交付されます。
また、国土交通省で実施している「子育てエコホーム支援事業」との併用が可能です。
リフォーム工事にはコストがかかるので、これを機会にご検討されてはいかがでしょうか。
なお、外装リフォームプロでは補助金申請のお手伝いができる施工業者の紹介もしております。
この記事では「栃木県宇都宮市・住宅改修補助制度」について詳しくご紹介します。
補助金を受けるには条件がありますので、それぞれ確認してみてくださいね。
住宅改修補助制度の概要
宇都宮市では、住宅改修の際にかかる工事費用の一部を補助しています。
長年住み慣れた住宅を、より安全・安心・快適にして長く大切に使えるようにすることが目的です。
補助金額
補助金額はバリアフリーなどの必須工事費10万円以上を含む住宅改修工事費(必須工事+選択工事)の10%、限度額10万円までとなっています。
受付期間
受付期間は令和6年4月1日~令和7年2月末の間で、すでに申請受付が開始されています。
本補助金は、予算の範囲内での交付となり、予定より早く受付を終了する場合があります。
申請条件・受付
補助金の申請には、以下①~③の資格要件をすべて満たしていることが条件となっています。
①対象者
・この補助金の完了実績報告までに本市に住民登録がある方
・過去に同一の住宅について補助金の交付を受けていないこと(補助対象住宅の共有者を含む。)。
・市税の滞納がない方
世帯に属する者のいずれもが、宇都宮市暴力団排除条例(平成23年条例第37号)第2条第4号に規定する暴力団員等及び同条第5号に規定する密接関係者でないこと。
②対象住宅
・所在地が市内にある住宅
・補助対象者又はその2親等以内の親族が所有する住宅または市の高齢者にやさしい住環境整備事業費補助金対象の住宅(借家を含む)
・補助対象者又はその2親等以内の親族が現に居住し、又は、完了実績報告までに居住する予定の住宅
③対象工事
・必須工事とあわせて行う選択工事
・市内の施工業者が行う居住の用に供する部分の工事
※市内の施工業者とは、市内に本店又は本社がある業者・市内に支店・営業所がある業者・市内に住所がある個人業者
・2月末日までに申請し、3月末日までに完了実績報告ができる工事
・補助金交付決定後に工事契約を締結する工事
・住宅の性能・機能を向上させるため、必ず実施する必須工事が税込み10万円以上である工事
必須工事の概要
補助金の交付を受けるためには以下の①~⑨のいずれかの工事を10万円以上行うことが必須条件となっています。
住宅の性能や機能の向上をはかるための住宅改修工事で、必ず実施する必要があります。
①断熱改修工事(屋根・外壁・天井・内壁・床)で、次世代省エネ基準(平成 11 年基準)に対応する工事
※屋根のみの断熱改修工事など、一部の実施も対象
② 断熱改修工事(窓)で、次世代省エネ基準(平成 11 年基準)に対応する工事
※一居室のみの実施など、一部の実施も対象
③太陽熱温水器を新たに設置する工事
※一般財団法人ベターリビングの優良住宅部品認定を受けた太陽熱利用システムまたは同等品の設置
④屋内の手すり設置や段差解消など、バリアフリー改修促進税制の対象となるバリアフリー改修工事
※浴室と脱衣室との段差解消など、一部の実施も対象
⑤「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」による「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載された製品を使用する工事
⑥他の住宅改修補助制度による工事
※補助対象工事費には含まれません。
・木造住宅耐震改修補助金による耐震改修工事
・木造住宅簡易改修補助金による耐震改修工事
・重度身体障がい者住宅改造費の助成を受ける住宅改造工事
・高齢者にやさしい住環境整備事業費の助成を受ける住宅改修工事
・介護保険の居宅介護(予防)住宅改修費の支給による住宅改修工事
⑦多世代同居に伴う増設工事
※キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設工事で、改修後にキッチン・浴室・トイレ・玄関のうちいずれか2つ以上が複数箇所あること。
⑧多子世帯を対象とした居室等の間取りを変更する工事
※多子世帯とは2人以上の子と同居しており、18歳未満のものが1人以上いる世帯
⑨地域活用に向けた間取りの改修工事
※住居の一部を利用し、集会所や子ども・高齢者の居場所等、地域コミュニティ活性化の場として活用するための工事
選択工事の概要
屋根や外壁などの屋外工事からシステムキッチンの設備改修など、補助金対象は幅広くあります。
必須工事とあわせて行う工事です。
・屋外工事(屋根・外壁・雨樋・バルコニーの改修、修繕など)
・屋内工事(壁紙の貼替え・畳替え・床の改修・トイレの改修・システムキッチンの設置など)
以下の工事は補助金算定額には含まれませんのでご注意ください。
・建物新築、家具・調度品・家電製品の設置工事、電話・インターネットの配線、物置・車庫等の工事、造園・門扉・玄関外側のスロープ設置などの外構工事、階段昇降機の設置工事など
補助の対象となる工事例
具体的にどのような組み合わせにおいて補助の対象となるのか、工事例を紹介します。
工事例①
【必須工事】バリアフリー改修 20万円
【選択工事】屋根・トイレの改修、システムキッチンの設置など 90万円
補助対象工事費:20万円(必須工事)+90万円(選択工事)=110万円
補助金額:110万円×10%=11万円⇒10万円
工事例②
【必須工事】木造住宅耐震改修補助金による耐震改修工事(補助対象工事費の算定に含まない) 120万円
【選択工事】外壁の改修工事など 70万円
補助対象工事費:0円(必須工事・算定外)+70万円(選択工事)=70万円
補助金額70万円×10%=7万円⇒7万円
工事例③
【必須工事】窓の断熱改修 5万円、介護保険の住宅改修費の支給による住宅改修工事(補助対象工事費の算定に含まない) 20万円
【選択工事】屋根・トイレ改修、システムキッチンの設置など 90万円
補助対象工事費:5万円(必須工事)+90万円(選択工事)=95万円
補助金額:95万円×10%=9.5万円⇒9.5万円
必要書類
申請する際や完了後、それぞれ書類が必要です。
また、市役所本庁舎9階 住宅政策課、地区市民センター、出張書の窓口でもパンフレットを配布されていますので、お近くの窓口でお受け取りください。
申請時に必要な書類
①補助金交付申請書(様式第1号) 補助対象者の名義で記入したもの
②個人情報調査の同意書(様式第2号)
③工事見積書および内訳明細書
※必須工事の内容及び金額が記載されたもの
④補助対象工事箇所を示す平面図
⑤必須工事箇所の施工前の写真
※カラー、日付(年月日)入り
⑥当該年度における対象住宅の所有状況が分かる書類
※最新の課税資産明細書の写し(固定資産税納税通知書に綴られています)、固定資産課税台帳登録事項証明書、建物の不動産登記事項証明書のいずれか)
※発行日から3か月以内写しも可能(借家改修の場合は住宅改修の承諾書)
⑦口座振込依頼書
※申請者の名義の口座を記入したもの
⑧母子手帳(発行年月日と経過を確認できるページ)の写し
※多世代同居に伴う増設工事または多子世帯を対象とした間取りの変更工事を行う場合で、世帯に胎児を含む場合に限る)
完了時に必要な書類
「宇都宮市住宅改修事業費補助金完了実績報告書兼交付請求書」に、次の書類を添えて提出してくだ
さい。
※契約書・領収書の日付が補助金の交付決定日以後となるようにご注意ください。
①対象工事に係る契約書(工事請負契約書、注文請書等)の写し
②必須工事箇所の施工後の写真
※カラー、日付(年月日)入り
③住宅改修工事費の領収書の写し
申請の流れ
補助金申請の流れは以下のとおりです。申請の際には事前に必要書類をご準備ください。
(1)補助金交付申請
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(2)書類審査および市税完納確認
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(3)交付決定
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(4)工事契約・着工
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(5)工事完了
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(6)完了実績報告書の提出
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(7)内容確認
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(8)支払決定・補助金振込
補助金の詳細はこちらの「令和6年度宇都宮市住宅改修補助制度」をご覧ください。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
補助金は工事費用によって変わりますので、見積もりから算出される補助金をよく確認しておきましょう。
補助金を利用する事ができれば経済的な負担の軽減になります。
なお、先着順で受付し、予算額に達した時点で受付が終了してしまいますので、検討中の方はお早めに利用することをおすすめします。
外装リフォームプロでは栃木県宇都宮市の優良業者の紹介も行っています。
業者選びにお困りの際は、ぜひご利用ください。
ご相談や調査、見積もりは無料ですので、お気軽にどうぞ!
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