あなたのお住まいは大丈夫?豪雨・台風後、被害状況をチェックしましょう!
投稿日:2024.9.24更新日:2024.9.24
豪雨や台風が起こると、お住まいには被害が起こっていることがあります。
できるだけ早めに被害内容をチェックすることで、被害の拡大を抑えることができます。
では、どのような点をチェックすべきなのでしょうか。
今回は、豪雨・台風後に工事が必要となる場合の症状についてまとめました。
高い所の確認は危険なので業者に任せ、低い場所だけでも自分で確認したい、という場合の参考になさってください。
豪雨・台風後のチェックポイント
早速、どのような点をチェックすべきか、部材ごとに紹介します。
屋根
大屋根はご自身で見ることはできないと思いますが、下屋はお住まいの形状によっては2階、3階から見えるかもしれません。
落下事故の恐れがあるので、絶対にご自身で屋根の上には上らないようにしてください。
見える場合は屋根材にひび割れ・欠け・ズレ・浮きが起こっていないかご確認ください。
棟板金のめくれ・飛散・アンテナのズレはないでしょうか。
いずれも工事が必要な状態で、放置すれば近隣のお住まいや通行人を傷つけたり、雨漏りに繋がる恐れがあります。
外壁
外壁は1階の見える部分だけ確認しましょう。
ひび割れ(クラック)、コーキングの剥がれ、ひび割れはありませんか?
軽度であれば様子見で問題ない場合がありますが、大きなものはできるだけ早めに工事をすることで雨漏りを防止できます。
雨樋
雨樋は屋根の下から外壁を伝い、地面や下水近くまで繋がっている長い設備です。
見える場所で歪み、外れ、割れ、オーバーフローは起こっていませんか?
その場合は交換や補修が必要です。
軒天
軒天は外壁から外側へと突き出ている屋根の裏側、ベランダの裏側、庇の裏側などを言います。
剥がれ、シミ、割れ、欠けがあれば補修・交換が必要です。
特にシミは軒天より上の部分(屋根など)で雨漏りが起こっていて、伝ってきた雨水によってシミを作っている可能性があります。
緊急性が高い状態かもしれませんので、できるだけ早めに業者に相談しましょう。
ポリカ波板
カーポートやベランダの屋根にポリカ波板を使用されている場合は、破損や外れが起こっていないかご確認ください。
ポリカ屋根はしっかり固定をすると強風の際に強い負荷がかかって倒壊する危険があることから、わざと固定されておらず、外れることがあります。
その場合も業者に相談をして直してもらいましょう。
手摺り(笠木)
ベランダの手摺りや、腰壁の上を守っている笠木に破損、コーキングの割れや剥がれがないかご確認ください。
上記の症状により、雨漏りに発展することも少なくありません。
網戸・雨戸
豪雨や台風の後は網戸・雨戸に歪みやズレ、破損が生じることがあります。
網戸に隙間ができると虫が入ってきますし、雨戸は歪めば開閉がしにくくなります。
雨戸に傷が付いていると、そこから錆びが発生することもあります。
塀・フェンス
塀やフェンスはひび割れ(クラック)、歪み、ズレ、傷、傾きなどないかチェックしてみてください。
災害の際は塀の倒壊により、人がケガをするニュースも目にします。
劣化症状が見られる場合は、早めに交換や補修をしましょう。
被害が見つかったらどうする?
お住まいの状態をチェックして、被害が見つかっても落ち着いて対処しましょう。
適切に対処すれば、被害を最小限に食い止めることができます。
どのような対応を行えばいいか、その方法を3つに分けて解説します。
雨漏りが起こっている場合は応急処置をする
まず、室内に雨水が侵入している場合は応急処置をしましょう。
家財が濡れないよう移動させ、床を傷めないようにバケツや雑巾・タオルなどで濡れるのを防ぎましょう。
屋根の上に上ってブルーシートを敷くイメージがありますが、落下事故で命を落とす方もいらっしゃいます。
また、ご自身でコーキングで補修をして、かえってお住まいの寿命を縮めることも。
高所での作業、補修についてはご自身で行わず、業者に相談をしましょう。
業者に問合せる
屋根の破損は屋根修理、雨漏りなら雨漏り修理を行ってくれる業者に相談をしましょう。
屋根工事・外壁工事・雨漏り補修と外装工事を総合的に見てもらえる業者だと、より安心です。
問い合わせる際には住所などの連絡先、具体的な症状を伝えるとスムーズです。
その後、現場調査に業者がお住まいを見に来ます。
状況によって必要な工事内容や面積を確認し、見積書が作成されます。
見積もりや説明内容に納得できたら契約し、工事をしてもらいます。
火災保険会社に問合せる
火災保険は火災だけでなく、さまざまな災害にも対応している場合が多いです。
豪雨や台風のような水災・風災にも対応しているので、被害がある場合は加入している保険会社に問合せをしてみましょう。
問い合わせると申請の流れの案内や申請書類の送付などを行ってもらえます。
「台風で屋根に被害が!火災保険は適用される?条件や請求の流れ」はこちら
災害の備えのため、継続的なメンテナンスを!
豪雨や台風の備えに防災グッズや非常食を揃えるなど、何かしら対策をされているかと思います。
屋根や外壁などの外装も、傷んだ状態では脆くなっているので定期的にメンテナンスをしましょう。
例えば釘の打ち直し、コーキングの打ち替えなど部分的な補修、外壁塗装や屋根塗装による防水性の向上も行いましょう。
これらは約10年に1度がメンテナンスの目安時期と言われています。
より安心して過ごすためには防災瓦などに葺き替えるのもおすすめです。
業者選びの際は外装リフォームプロへご相談ください
業者と言っても、価格設定や提案内容、技術の善し悪しはさまざまです。
豪雨や台風の後は心身ともに疲れているので、業者探しも慎重に行えないかもしれません。
しかし、万が一、悪徳業者や手抜き業者に依頼してしまえば法外な金額を請求されたり、雨漏りが直らないこともあります。
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