外壁のコケ取りを業者へ依頼する前に|選び方や費用相場を紹介

投稿日:2025.2.8更新日:2025.2.12

外壁にコケが生えてしまい、どうすれば良いか困っていませんか?コケは見た目を悪くするだけでなく、建物の劣化を早める原因にもなります。


この記事では、外壁のコケが発生する原因から、自分で落とす方法、業者に依頼する場合の費用相場や選び方まで解説します。
外壁のコケでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。


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外壁にコケが発生する原因

外壁にコケが発生する主な原因は、湿度・栄養分・日光不足が複合的に作用した結果です。

これらの要因が重なると、コケは外壁に定着し、繁殖していくことになります。


コケは湿潤な環境を好むため、常に湿っている場所や雨水が乾きにくい場所は、コケにとって絶好の生育環境となります。

具体的には、日当たりの悪い場所、例えば家の北側や建物が密集している場所樹木や塀などで日陰になっている場所などです。


また、コケは空気中のホコリや排気ガス、外壁に付着した汚れなどを栄養源として成長します。

カビや藻、水垢などもコケの栄養分となるため、外壁のコケを防ぐには定期的な清掃が必要になります。

コケは外壁材の劣化を促進する原因にもなるため、早めの対策が非常に重要です。

外壁のコケを放置するリスク

外壁のコケを放置すると、様々なリスクがあります。

以下より、コケを放置することで生じる具体的なリスクについて説明します。

建物全体の美観が損なわれる

外壁にコケが発生すると、建物全体が古びた印象になり、美観が大きく損なわれます。

特に緑色のコケは非常に目立ちやすく、せっかく綺麗に建てた家も、その外観の印象を大きく損ねてしまいます。

壁の劣化が進む

コケは水分を保持する性質があり、外壁に水分が溜まりやすい状態を作り出します。

この状態が続くと、外壁材の劣化が促進され、ひび割れ・剥がれ・雨漏りの原因にもなります。

健康被害にも繋がる

コケは胞子を空気中に放出するため、アレルギー体質の方や呼吸器系の疾患がある方は、症状が悪化する恐れがあります。

また、コケに直接触れると、皮膚炎を引き起こす要因にもなります。特にお子様やペットがいるご家庭では、コケによる健康被害に注意が必要です。

外壁のコケ発生を未然に防ぐには

発生後の対処だけじゃなくて未然に防ぐこともできるんでしょうか?

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定期的な清掃

外壁のコケを防ぐには、定期的な清掃が効果的です。

外壁に付着した汚れやホコリはコケの栄養源となるため、定期的に洗い流すことでコケの発生が抑制できます。


清掃方法としては、ホースで水をかけるだけでも効果はありますが、ブラシなどで丁寧にこすり洗いすると、より綺麗になります。中性洗剤や高圧洗浄機の使用も、外壁の清掃には効果的です。

外壁材の見直し

コケが発生しにくい外壁材の選択で、コケの発生を効果的に抑えることが可能です。

特に、表面が滑らかな素材や撥水性の高い素材は、コケが付着しにくくおすすめです。

外壁材を選ぶ際は、デザイン性だけでなく、コケの発生しにくさも考慮に入れるようにしましょう。

コケ・カビに強い塗料を使う

外壁の塗装には、コケやカビに強い塗料を選ぶことが重要です。

特に、湿気が多い地域や日当たりの悪い場所にある家では、防カビ・防藻効果のある塗料の使用をおすすめします。

塗料を選ぶ際は、専門業者に相談し、最適なものを選びましょう。

外壁のコケを落とす方法

外壁のコケを落とす方法は、自身で行う方法と専門業者に依頼する方法の大きく2つに分けられます。

それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在するため、現在の状況やコケの程度、範囲などを考慮し、最適な方法を選択するのがおすすめです。

自分で落とす方法

市販の専門クリーナーや重曹を使用する方法が一般的です。特に重曹は、環境への負荷が少なく、比較的安全にコケを除去できるため、お勧めです。

重曹を使用する際は、水に溶かしてスプレーボトルに入れ、コケに吹き付けてからブラシでこすり洗いを行います。


ただし、高所や広範囲に及ぶコケをご自身で除去するのは危険を伴うため、無理のない範囲で行うようにしてください。

高所作業を行う場合は、安全対策を十分に行い、落下などの事故に十分注意する必要があります。


以下の記事では、外壁の清掃方法について詳しく解説していますので、外壁のコケが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。


雨だれによる外壁の汚れを防ぐには?原因・対策・業者選びのポイントまで解説

専門業者に依頼する

コケが広範囲に広がっている場合や、高所など自身での作業が困難な場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者は、専用の機材や洗剤を使用し、安全かつ効率的にコケを除去することができます。


また、外壁の状態を専門的な視点から診断し、適切なメンテナンス方法を提案してくれるため、安心して任せられます。専門業者に依頼することで、コケを綺麗に落とすだけでなく、外壁の寿命延長にも繋がります。


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相場を知りたいだけでも歓迎で、現地見積もりも無料です。外壁塗装のコケでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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外壁のコケ取り業者の費用相場

外壁のコケ取りを業者に依頼する場合、費用はコケの範囲や状態、業者の料金設定によって異なります。

一般的には、高圧洗浄のみの場合は3万円〜6万円程度が相場です。

ただし、足場が必要な場合は別途費用がかかり、10万円〜20万円程度が目安です。


また、コケ取りだけでなく外壁の塗装も同時に行う場合は、費用がさらに高くなります。外壁塗装の費用は、塗料の種類や面積によって異なりますが、一般的には50万円〜150万円程度が相場です。

外壁のコケ取り業者を選ぶ際のポイント

外壁のコケ取りを業者に依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。

ここでは、安心してコケ取りを任せられる業者を選ぶ際のポイントについて解説します。

口コミや実績をチェックする

業者選びにおいて、実際に業者を利用した人の口コミや過去の施工実績を確認することは、業者の信頼性や提供するサービス内容を把握する上で非常に有効です。具体的には、以下の方法での情報収集をおすすめします。

インターネット上の口コミサイト

複数の口コミサイトを比較検討し、業者の評判や評価を確認します。
良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通し、総合的に判断することが重要です。

業者のホームページやSNS

業者のホームページやSNSには、過去の施工事例や顧客の声などが掲載されている場合があります。
施工事例の写真などを確認することで、仕上がり具合や技術力を判断する材料となります。

業者の資格や所属団体

業者が建築業許可や塗装技能士などの資格を有しているか、または関連団体に所属しているかを確認することも、技術力や信頼性を判断する基準となります。

実績豊富な業者を選ぶことで、安心して外壁のコケ取りが任せられます。情報収集は多角的に行い、信頼できる業者を見極めましょう。

複数の業者から見積もりを取る

業者を選ぶ際は、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。複数の業者から見積もりを取ることで、費用相場が把握できるだけでなく、各業者のサービス内容や料金設定の違いが明確になります。


見積もりを取得する際は、特に以下の点に注意しましょう。

見積もりの内訳:作業内容ごとの詳細な内訳(高圧洗浄、薬剤散布、足場設置費用など)が記載されているかを確認します。内訳が不明瞭な場合は、業者に詳細を問い合わせるようにしましょう。

見積もり以外の費用:廃材処理費用、駐車場代などの追加料金が発生するかを確認します。後から追加費用が発生するトラブルを避けるため、事前に確認しておくことが大切です。

現地調査の有無:正確な見積もりを算出するには、現地調査が不可欠です。現地調査を行わずに見積もりを提示する業者は、注意が必要です。

 

見積もり時に不明な点や疑問点があれば、遠慮せずに業者に質問するようにしましょう。納得のいく業者を選ぶには、丁寧な比較検討が大切です。

保証内容を確認する

業者を選ぶ際は、保証内容の確認が重要です。万が一、施工後に不具合が発生した場合、保証がしっかりしていれば安心して対応してもらえます。保証期間や保証範囲をしっかりと確認し、納得のいく業者を選びましょう。


また、保証書だけでなく契約書の内容も確認するようにしましょう。契約書には、サービス内容や費用、保証内容などが詳しく記載されています。契約内容をしっかりと確認し、納得した上で契約すると良いです。


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外壁のコケ取りでよくある質問

外壁のコケ取りに関して、よくある質問をまとめました。

これらの質問に対する回答を参考に、コケ取りに関する疑問を解消してください。

Q1.高圧洗浄機でコケは落ちる?

コケの種類や付着度合いによっては、高圧洗浄機だけでは完全に落とせない場合があります。

また、高圧洗浄機の水圧が強すぎると、外壁を傷つけてしまう可能性もあるため、注意が必要です。


特に、築年数が古い家や外壁の塗膜が劣化している場合は、高圧洗浄機の使用は慎重に行う必要があります。
不安な場合は、専門業者に相談し、適切な方法でコケ取りを行うようにしましょう

Q2.漂白剤を使っても良い?

漂白剤は、コケを落とすのに効果がある場合がありますが、外壁の材質によっては、変色や劣化の原因となる可能性があります。

また、漂白剤は人体にも有害なため、使用する際は、保護メガネや手袋を着用し、換気をしっかり行う必要があります。

特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、漂白剤の使用は避けた方が良いです。不安な場合は、専門業者に相談し、安全な方法でコケ取りを行うようにしましょう。

Q3.外壁の種類によってコケ取り方法は異なる?

外壁の種類によって適切なコケ取り方法は異なります。

例えば、サイディングの場合は、高圧洗浄機を使用しても問題ありませんが、モルタルの場合は水圧が強すぎると剥がれてしまう可能性があります。

また、デリケートな外壁材の場合は、柔らかいブラシで優しくこすり洗いする必要があります。

まとめ

外壁のコケは、見た目を悪くするだけでなく、建物の劣化や健康被害にも繋がる可能性があります。コケが発生したら、早めに対処することが大切です。自分で落とす場合は、重曹などを使用し、外壁を傷つけないよう注意しましょう。


高所や広範囲のコケは、専門業者に依頼するのがおすすめです。業者を選ぶ際は、口コミや実績、見積もり内容、保証内容をしっかり確認しましょう。


外装リフォームプロでは、地元密着の優良業者のみを厳選し、中間マージンを省いた適正価格での工事を実現しています。

相場を知りたいだけでも歓迎で、現地見積もりも無料です。外壁塗装の劣化でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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