塗装?張替え?選び方のポイント
投稿日:2021.2.28更新日:2021.5.7
塗装?張替え?選び方のポイント
サイディングやモルタル壁の寿命は、30〜40年と言われています。ただし、これは適切なメンテナンスができていた場合で、もっと早く寿命がきてしまうこともあります。
ここでは、ご自宅の外壁の状態から、塗装や張替えのタイミングがきているのかどうか、セルフチェックをしていきましょう。
あくまでも簡易診断になりますので、結果が問題なしと出ても、少しでも気になるところがございましたら、リフォーム店にご相談くださいね。
- サイディング剥がれ
- モルタル剥がれ
- サビ・腐食
- ひび割れ
- チョーキング
- コケ・カビ
- 汚れ・色褪せ
- コーキングの痩せ
外壁カバー工法って
既存の外壁をそのまま残し、新たな外壁を重ね張りする工法です。
メリット
- 既存壁の撤去費が掛からない。
(30〜50万円のコストダウン。) - 工期が短くなる。
- 新旧壁材の隙間に空気の層ができるため、断熱性と防音性が向上する。
デメリット
- 建物の重量が増すため、耐震性が弱くなる。
(新しい壁材の選択肢が少ない。) - 新旧壁材の隙間に結露が発生する場合がある。
デメリット①耐震性について
新しく取り付ける壁材は軽量な金属サイディングをオススメしております。壁材単体を比較すると、窯業系サイディングよりも金属サイディングの方が費用は高めです。
金属サイディングは塗装不要と言う業者がいたら、注意しましょう。錆びにくいだけで、全く錆びない訳ではありませんし、壁材のつなぎ目を塞ぐコーキング材は定期的にメンテナンスをする必要があります。
デメリット②結露について
技術力のある業者に依頼することで解消することができます。「胴縁」という部材を設置して、空気の通り道を作る工事を適切に施工できる業者を選びましょう。
誠実で技術力のあるリフォーム店をご自身で見極めるには、プロの目が必要です。
外装リフォームプロは、資格を持った工事のプロによる基準で優良工事店を厳選しています。お住いの地域で外壁カバー工法が得意な会社を最大5社ご紹介します!
ご紹介できる3つの理由
サイディング張替えのメリット
カバー工法のデメリットである、結露や耐震性への不安がなくなることはもちろん、壁を剥がすため基礎の破損や遮音材・断熱材もメンテナンスできる点が大きなメリットかと思います。断熱材はこの10年で急速に進化したと言われていますから、安心・快適に長く住み続けることができます。
カバー工法に比べると、既存の壁材の撤去費用が掛かってしまいますが、壁材の選択肢が増えるので、割安な窯業系サイディングを選ぶなどの工夫もできますので、まずは見積もりを取って比較されることをオススメします!