オレンジ・黄色系の外壁塗装例

黄色やオレンジはあまり見ない色ですが、その分オシャレに仕上げることができます。さらに、日当たりが悪くても、明るく見え、汚れも目立ちにくいという便利な色でもあります。

オレンジ・黄色系の色選びのポイント

「明るく元気が出るような色の外壁にしたい！」とお考えならオレンジ・黄色系のビタミンカラーがおすすめです。
特に立地条件が悪く日が当たりにくいお家は柑橘系の元気が出る色で家の印象を明るく見せる演出に向いていますが明るい色を外壁に塗ると目立ちすぎてしまうのでは？とついつい悩んでしまいますよね。オレンジ系は他のカラーに比べて汚れが目立ちにくいというメリットがあります。
色選びのポイントとしては、1色だけでも素敵ですが黄色やオレンジはメインの外壁と合わせてアクセントカラーを1色決めておくことをおすすめします。アクセントカラーを入れることでメインのカラーを引き立たせてくれる効果がありアクセントの色合いで上品に仕上げたり高級感を演出したりすることができます。

ガイナ
22-85H（日進産業）

きれいな黄色系で洋風テイストの建物によく合う色。ホワイトと合わせれば爽やかな雰囲気の外観になります。

パーフェクトトップ
ND-282（日本ペイント）

明るくて優しい雰囲気の色合いのオレンジ。合わせる色でイメージを変えることができそうです。

グラナダフレッシュ
KN043B（菊水科学）

マットなし上がりでレンガ調や赤みのある瓦にもよくあい温かみのある仕上がりになります。

キクスイSPパワーシリコン
KM082D（菊水科学）

淡い黄色は上品で優しいイメージ。ホワイトやブラウンとの相性がよくエレガントさを出すことができます。

オレンジ・黄色系の配色例

オレンジのラインがアクセントに！！

温かみのあるアイボリーに真ん中のオレンジのラインが引き立ち高級感のある上品な仕上がりになっています。オレンジにしてみたいけどちょっと勇気がいるという方にはおすすめです。オレンジが入ることで華やかで明るい印象を与えてくれますしアクセントカラーのブラウンが全体をひきしめてくれて落ち着きのある外観でとっても素敵ですね。

オレンジ×石調の素材が優しい風合いに

明るいオレンジ1色だと派手になりやすいところを石調の素材を使用することで自然ともなじみ周りとの外観にもマッチして温かみのある仕上がりになっています。石調の素材が入ることでオシャレ度があがり庭の緑ともよくなじみ癒やしの空間に仕上がっています。

黄色×ホワイトで爽やかな印象に！！

落ち着いた黄色は、明るい印象の中に落ち着きも感じられます。またホワイトとの相性がよく明るく爽やかな印象を与えてくれる外観に仕上がっています。色味を抑えた黄色を使うことで街並みにも馴染み全体的にバランス良くまとまりシンプルでおしゃれな仕上がりになっています。

オレンジ・黄色系の外壁塗装の注意点

オレンジ・黄色系は、原色に近い色での塗装は主張が強くなりすぎて周りとの景観を損ねる恐れがあるのでなるべく避けたほうがいいでしょう。外国に比べて日本ではベージュ系の落ち着いた色合いのほうが多いので外から見たときに少し浮いて見えてしまったり塗装してみたらやけに目立ってしまったなんてことにならないか不安・・・と思う方は、なるべく淡い色や鮮やかさを少し落とした色がおすすめです。オレンジ系の色でも上品に仕上げることも可能です。
また、明るい色の外壁は特に屋根や付帯部分との色の相性がとっても大切になってきます。家の全体的なバランスを考えて合う色を選びましょう。ホワイトと合わせれば明るく清潔感があって温かみのある印象になりますし、オレンジの鮮やかさをブラウンと合わせることで上品で落ち着いたおしゃれな外観に演出してくれます。

外壁の色褪せが目立ってくるとそれだけで家が古くなったように感じてしまいます。どんな色で塗装しても時間が経てば必ず色褪せてくるものですが赤・オレンジ・黄色の暖色系は特に色褪せが目立ちやすいのも特徴です。せっかくきれいな色に塗装するなら色やデザインを長く楽しみたいですよね。
そもそも色褪せは紫外線を浴び続けることにより劣化して色味が落ちてきてしまいます。耐久性の高いフッ素や無機塗料を選ぶことで紫外線に強く建物へのダメージを減らしてくれます。また、艶を抑えた塗料は艶消し剤を入れて加工してあるため耐久性が落ちてしまうのでできれば艶のあるものを選んでみてください。せっかく塗装するならきれいに長持ちできたほうがいいですよね。